「辻褄が合う」っていうものの語源をふと調べてみた。【辻=裁縫で縫い目が十字に合う場所】 【褄=着物の裾の左右両端の部分】 ということで、いずれも”合うべき場所”を意味しているらしい。辻とか褄とかは、合わないと困るっていうわけです。Brandy Robbins
【落水荘】 Frank Lloyd Wright ~1935年~
衝動買いはあまりしないタチなんだけど、帰りに寄り道した外苑前ベルコモンズのシボネで見つけたレゴをつい。建築シリーズの【落水荘】をついつい買ってしまった・・・ 家に帰って没頭してしまい、先ほど完成!想像以上の達成感に大満足っていう危ない26歳をやってしまいました。
小さいときにブロック遊びに費やした時間ったら知れないです。当時はレゴ派ではなくダイアブロック派で、なぜかっていうとレゴは薄いブロック同士を一度接合すると剥がすのがとっても難しくて歯とか使っちゃうのがイヤだったからなんだけどね。そのときから、【辻褄が合う・合わす】っていうそれだけでカタルシス感じられちゃう人間だったんだろうなって思い出した。ブロックって、一個でもミスするとどっかで必ず立ち行かなくなるんですよね。これって拡張して考えれば構造物全般に当てはまるし、有形の者に限らず、「構造」を伴っていれば全てに当てはまるんだろうけど。いやに理屈っぽかったりカッツリした物言いになるのは、ブロックをやり続けていた幼少の杵柄かも知れないとふと思った次第です。
本当は、ただ【構造美】に気持ちよくなるにとどまらず、その構造がその構造たる目的・意味こそ大事だし、そこから設計してこそ価値創造だということは、市販のブロックをごちゃ混ぜにして自由創作していた6歳のときから分かっていたことなのですが、今日はシコシコと頭を無にして落水荘。こういう時間はたまには許してほしいよね。うんうん。
こうしてタダでさえモノが多くてうずもれている部屋のエントロピーがまた膨らんだのでした。がーん。
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