2013/11/06

創造することのどうしよもないエゴについて

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そういえば先週末、映画「スティーブ・ジョブズ」を観た。

映画としてどうだったかはさておいて。


優れた、豊かな体験を人はすればするほど、
満たされていき、その環境に安住し、出たくないなあと思うようになり、
そこから出たくなる方法は、そこよりもっと良さそうな体験が、
別の環境にあるに違いないと思ったときだけ、なのかもなあと思うと。

ジョブズのほとばしる創造心はすべからく、
「こんなものはクソだから、俺が、俺の欲しいものを作る」
という、永遠の飢餓感の産物だったのかも知れないと思うのだけど。

そんな彼が、説明書のいらない商品をめざし、
その結果、iPhone購入層は、スマホリテラシーの低い人々が中心になり、
”カンタン便利”の向こう側に、クリエーションの翼はあったのかしらと、
ふと考えるほど、モノをつくるものの業について、ふと考えてしまうわけです。



こんなんだったら、俺が作る。

あまり負のエネルギーを動機に動くことは最近なかったのは、
モノに恵まれ、豊かに幸せに満たされて生きていることの裏腹なのかしらね。

ただ幸せになりたいだけなのだけど、人間は忙しい。



ジョブズのことは一時期散々研究したので、
映画に何か発見があったわけではないですけど、
なんか改めて感じたことが、大事なことな気がしたので、メモまでに。

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