「群盲象を評す」ということわざ。これは複数の盲人が一頭の象を触ってみて、象とは如何なる動物かと語ってみた逸話に基づいている。同じ象であっても、足を触った盲人は「木である」と言い、鼻を触れた盲人は「蛇である」と言った。「論ずる対象が同じであっても、その印象も評価も人それぞれに異なる」という意味であり、また「わずか一部分を取り上げたところで、その事象の全てがわかる訳ではない」という意味でもあり、「群盲象を模す」「群盲象を撫づ」ともいう。
英語でも“Elephant in the room”という慣用句があり、「象が部屋にいる」ほどの誰の目にも明らかな大きな問題があるにもかかわらず、それについて誰も語ろうとせずに避けて日常を過ごすという意味。ガス・ヴァン・サント監督「エレファント」の題もその意味から来ているんだね。誰もがそこにいじめが存在していることはわかっていたのに、誰も何も手を打たなかった末の、惨劇。まあ犯人が肯定化されることはどうあれないんだけど、題名に痛烈なメッセージを込めたんだね。
エレファント デラックス版 [DVD]
ガス・ヴァン・サント
象がいるということを、勇気をもって声をあげられる人しか 、現状を変えられないのかしら。やっぱりきっかけはある一人なのかな。多分そうだな。だれかがついてきてくれることを信じてとりゃーーって。うーん、組織ってめんどくさくて難しいですね。
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