実家に帰ってぼーっとした週末でした。
実家って、急に帰っても、まあそんなやることないんですよね。
それがかえって、「なんにもしないをする」には最適で。
いい週末だったと思います。
自分はいままでいつだって、
やりたいより、やらなきゃ。
いきたいより、行かなきゃ。
したいより、しなきゃ。
会いたいより、会わなきゃ。
そんな感じでやってきたことが多くて。
さて、本当に何にも課さずにただ純粋に楽しいことをやろうと思うと、
案外、なにしたら楽しいのか分からないことがあったりして。
そういえば高校の部活も、
大学のバンドも、
会社入ってからも、
なんとなく自分のアイデンティティというか、”らしさ”が欲しくて、
欲しくてっていうか、なくなるのが怖くて、しがみついてきただけな気もする。
仕事とプライベートの境目をつけないとか、仕事が楽しいとかいうのも、
プライベートでやることに、「ためになる」とか「勉強になる」とか、
そういう見返りとか、意義みたいなものを求めすぎるが故の結果でしかなくて、
ただ単に、何かを楽しむ勇気というか、テキトーさがないだけなんじゃなかろうかと。
だからいちいち、ビジネス書みたいなもんばっか読んでしまうんじゃないかと。
自分は自分のことを、元来どーしよもない怠け者だと思っていて、
ほっとけば休みの日にずっと寝ていられる人であることは確かで、
そのいかん習性をなんとかせんがための、タスクみたいに時間が埋められていき、
映画も年間100本とか数字課したり、そんな感じになるわけです。
こうありたい、という自分が強すぎるんだろうね。
もうなんでもいいからとりあえず、楽しくて気持ちいいことを、
周りがなんと言おうとどう思おうと、やればいいのだ、もっと。
好きなことをもっと、やらねば。
なんてね、結局、やらねば思考。
犬とごろごろしているとそういうギシギシした考えが解かれていくので、
そういう意味でも、たまに実家に帰るのは、必要なのかも知れないと、
ふとおもった週末でした。
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