2011/06/16
語彙数と心のヒダ
ひょんなことから知った面白いサイト。【語彙数推定テスト】というやつで、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が単語親密度(NTTデータベースシリーズ「日本語の語彙特性」第1巻・単語親密度 [天野,近藤 (1999) 三省堂])を利用して開発したテストで、特許とかも取っている。すぐに終わるというのでためしにやってみた。内容は以下の感じ。
サイトはこちら → 【語彙数推定テスト】
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Q.知っている単語をチェックしてください。
1.チャンピオン
2.祝日
3.爆発
4.ライン
5.さつま芋
6.毒ガス
7.枝豆
8.過ごす
9.朝風呂
10.そもそも
11.見極める
12.あべこべ
13.本題
14.エンゲル係数
15.泊り込む
16.預け入れる
17.言い直す
18.たしなみ
19.英文学
20.はまり役
21.ごろ合わせ
22.労力
23.忍ばせる
24.勃発
25.宿無し
26.目白押し
27.請負い
28.塗り箸
29.気丈さ
30.茶番
31.大腿骨
32.術中
33.泌尿器
34.血税
35.悶着
36.腰元
37.裾模様
38.旗竿
39.かんじき
40.百葉箱
41.迂曲
42.告諭
43.辻番
44.ライニング
45.輪タク
46.懸軍
47.陣鐘
48.泥濘
49.パララックス
50.頑冥不霊
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後半の方はかなりカオスですね、全然わかんない。
で、50問答えるとそこから語彙数を推定してくれます。
自分の語彙数は推定で・・・53100語でした。
ちなみに、5,000~20,000語で小学生レベル
20,000~40,000語で中学生レベル
40,000~45,000語で高校生レベル
45,000~50,000語で大学生レベル
だそうです。。。
とりあえず、大学生は超えたようでよかった・・・笑
コトバとは定義であり、「そのもの」と「そのものでないもの」の境界線をあらわすものだと、社会人2年目くらいのときに受けたコンサルタントのロジカルシンキング研修で教わったのを思い出します。語彙が多い人ほど、物事の微妙な機微や差異を受信するだけの、心のヒダが細かいということでしょうね。
日本語は、とても細かく物事のニュアンスや部位を分けて表現する言語だってよく言われるし、「そんなコトバ使わないでしょ??」っていうようなものもたくさん。”生きていく上で知らなくても困らない”という理論はこのとき必ず持ち出される論法だけど、”知らなくても死なないけど、知っているほうがより多くのことに感動できる”ということで、語彙は大事にしたい。
でも、「使う言葉が回りくどいよね・・・」といわれるのは全く別の問題としてよくないので、気をつけます・・・
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