2012/01/16

ぼくらが旅に出る理由

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タイトルは好きな曲です。オザケン。

というわけで、明日から来週の木曜日までの11日間、有給休暇を使って遠くに旅に出てきます。いやー、なかなか出来ない企画なのでワクワクしてます。こんな感じの旅程で。


という感じで、ペルーとボリビアに行ってきます。初南米。ひとり旅。土地勘が無さ過ぎて距離感とか位置関係とか全然未だにピンときてないんですけど、結構な強行スケジュールでこんなとこ行きます。
マチュピチュとか。

チチカカ湖とか。

ウユニ塩湖とか。

ザ・高山病コースって感じw むこうは現在雨期で今の東京よりは気温は高いらしいんだけど、山の天気は変わりやすく、結構な標高を上ったり下ったりしながら進んでいくので、行ってみないとわからないっす。

というわけで、ビジネスの事とか日常の雑務とかから完全に離脱して、いなくなります。ちょくちょく現地リポートを動画で録ってアップ出来たらと思っていますので、南米のWiFi環境をあてにしつつ、お楽しみに!

ではでは!Adios!

2012/01/12

自分の内側にも目標を。

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[GQ JAPAN] の最新号の特集『MEN OF THE YEAR 2011』に、ダルビッシュ有が選ばれていて、そこでのインタビューで彼が語っていた究極の目標が興味深かったので覚え書き。彼は究極の目標をこう言っていて。(→この号です。)

究極の目標は、
すべての球種をすべての球速で投げ分ける事

僕はこれまで「究極の目標」とは、自分の外側に置く方が強くいれると思ってきたんですね。自利を超えて、利他の目標を置く。自分の日常の枠組みを超えたところまでも見据えるだけなら見据えた方が、強いモチベーション・原動力がそこに働くのではないかと。自分のためだけでなく、誰かのためにがんばるというね。その上で、自分の肉体であり労力をどのように使うか、どの程度の高みまで道具・手段として磨き上げるかという順序だと思ってて。

でもこのダルビッシュの目標は、極限まで自己的というか、自分の身体能力のことを言ってるわけですね。これを読んでちょっと考えがまどろんだんよね。前段の僕のロジックでいうと彼の目標は”手段の目的化”に見えなくもない。でも一方で「世界をよくしたい」「誰かの為に役に立ちたい」というような壮大な利他的目標はそれはそれで素晴らしいと思うんだけど、そこからどうするのかが、それだけだと見えない。

ダルビッシュの言ってる「究極」っていうのは何も、規模とか達成される順番とか壮大さの意味での究極ではないんでしょう。多分、自分の状態としての究極の話をしている。そしてそれによって実現されるだろう、例えば沢村賞とか最優秀防御率とか、ああもっと言えばサイヤング賞とかワールドシリーズ制覇とか、それらすべての「結果」は、彼にとって目標とはまた違うんだろう。そういう意味で自分の身体能力のことを究極の目標に据える事は、一番逃げられないし、一番具体的なんだよね。「出来る」か「出来ない」かに完全にふるい分けられるわけだから。

自分の内側にも究極の目標をおく事。それによって自分を逃げられない状態におく事。特にスポーツは自分の身体の使い方を追求していく道っていう側面もあるわけで、ダルビッシュが言っていることはその道の最果てみたいなことだと思う。「結果としての究極」と、「状態としての究極」の両方を高次で見据えられるか。ダルビッシュの一言を読んで何となく思った事でした。

さて、自分の究極の状態って、なんでしょうか。考えよう…

2012/01/11

新しいアジト@代官山蔦屋書店

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行こう行こうと思ってなかなかちゃんと行けなかった【代官山 蔦屋書店】に長居してきました。噂には聞いていたけど、体験してみると噂以上の快適空間で、ナイス。どうナイスだったかちょっとご紹介します。

建物は3つの棟に分かれていて、それぞれが2F建て。
2F同士もブリッジでつながってます。
駅から歩いてくると最初に現れる3棟1Fにはスタバが入ってます。
基本、店内のどの座席でもここで買ったものが飲み食いOK。
もちろん、スタバの店内と1Fの本スペースはシームレスで、
すべての蔵書が読めちゃいます。

3棟2Fは音楽のフロア。
今まで僕の中でのレンタルCD品揃え最強店は渋谷TSUTAYAだったんですが、
こっちの圧勝ですね。ジャンルごとに棚分けされていて、
音楽史に関する書籍なんかも一緒に棚作りされてます。
ここでのすべてのCDは視聴可能で、
視聴機付きの席を確保できれば、
ただひたすらに視聴し続けられます。
(混雑時は時間制限あり)
あまり一般的ではないジャンルのCDまでがっつりあったので、
お篭もりには最適でしょう。音楽史と一緒に、
こもってひたすら詳しくなれちゃう、個人的には素晴らしい空間。

 3棟1Fにはスタバのほかにも文具スペースがあり、
名入り万年筆とか、デザイン文具がちょこっとおいてあります。
その他にもトラベルコンシェルジュサービスカウンターもあって、
「映画の舞台」「偉人が愛した」など、
面白い切り口で旅行のプランをたててくれる模様。
(値段は知りません。高そうだよね…)
その他、別の棟には、「映画」のスペースもあって、
こちらもものすごい蔵書数。素晴らしい。
おしゃれ空間のラウンジも2棟2Fにあり、
1Fの本はすべて、こちらでも読む事が可能。

で、映画、CDに関しては通常のTSUTAYAと同様、借りられます。
写真のセルフ会計マシンで勝手に借りて帰れます。
返却も、ポストでOK。無料で。素晴らしい。


ってな感じで、知の交配にはナイスすぎる空間でした。かねてから腰を据えてインプットを出来るアジトのような場所を探してきて、一時は六本木ヒルズラウンジの会員になってみたり、最近はTSUTAYA TOKYO ROPPONGIが最強だと思ってたりしましたが、自転車で15分かからないという立地もあって、これからはここでしょう。

以前、幅允孝氏の講義の話(→コチラ)で「エディトリアル発想」について触れたことがあったんだけど、まさにそれを高次で具現化している空間でした。蔵書数自体はもっと多い本屋は都内に何店舗かあるかも知れないけど、何よりも、空間のエディットがステキで、ワクワクが連鎖するようになっている。人がある物事に興味を持つと、それに関連する物事にも興味がわくのは当たり前のことで、その「好奇心の連鎖」を誘発し、途絶える間を与えずにつなぐ空間
という印象でした。今日も実際、

【GQの最新号で坂本龍一の最近の取り組みについて知る】
→【久々にYMOを聞きたくなったのでその場で視聴】
→【よく考えてみたら”ラストエンペラー”を観ていないと思い立ち、レンタル】

ってな連鎖が僕の中でおこったわけです。これは、媒体の垣根を超えられる空間・環境があってこそ誘発される行為やなあと思う。これがでかい。

ワクワクできるいい空間でした。難点は、席が非常にとりづらいことだけです。そこを気合いでクリアできれば、結構いいね。休みの日の朝早くいって、作業も含めて全部あそこでやってみたいという感想でした。おすすめ。

2012/01/09

お神籤2012@目黒不動尊

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土曜日の朝に遅ればせながら、初詣に行って参りました。目黒不動尊で、今年の抱負を五円にこめて。家の近くに立派なお寺があるのは地味にうれしいすね。で、恒例のおみくじ結果公開。これが素晴らしい内容で!

===

大吉

さびしさに
何とはなくて
来て見れば
うれし桜の
花ざかりかな

おもうがままになる運です。
短期を戒めて身を慎み、
何事も心静かに他人とよくよく相談して、
ことをなさい。
すべて心のままになるでしょう。

願望
心ながく思うてせよ 叶いましょう

待人
おそいけど来る

失物
高いところにあり

旅行
出発は吉日を選べ

商売
物の価変動あり

学問
安心して勉学せよ

相場
上昇する 利あり

争事
自己を戒めよ 勝つ

恋愛
愛を捧げよ倖せあり

転居
さわぐな

出産
精神を安定すれば安産

病気
日頃を気をつけよ

縁談
出来るところを短期のためにやぶれることあり

===

素晴らしい。おもうがまま、とのこと。あとは、何をどうおもうかということですね。そここそ、難しい。思い通りになるとか言われて、じゃあ本当に自分がやりたいことを、ちゃんと思えているかって、案外怪しいところです。自分はそこをぶれる事なく見据えて、がんばっていきたい。そうすればおもうがまま、らしいので!

よしよし、行くぜ2012。

2012/01/07

【ライブのご案内!】1/12 [THU] 杉恵ゆりか @渋谷gee-ge.

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新年一発目のライブのお知らせでございます。いきなり平日で、お忙しい中のご案内になってしまう方も多くて恐縮ですが、出番がちょっと遅めになったので是非是非!以前、このブログでもご紹介した(→コチラ)、杉恵ゆりかのサポートで出張ります。以下詳細なり↓↓

==

鉄ロックフェスティバル!!!vol.78

開催日:2012/01/12(Thu)
開場時間:18:00
開演時間:18:30
出演時間:21:30


会場:shibuya gee-ge. (http://www.gee-ge.net/)
前売料金:¥2,300
当日料金:¥2,800
※1ドリンク別


出演杉恵ゆりか/千佐真里奈/どしだみほ/是澤寿美/CHiE/山崎葵/田中翠(O.A)
==

アクセスのよい渋谷で、平日ながら21:30からの出番ですので、学生の方も社会人の方もニートの方も!、お酒ひっかけがてら是非是非お越し下さいませ。なんせ曲がいいです、聴いてて清々しい。あとはがんばって弾くだけです笑

ご興味持っていただけた方はコメントでもメールでもfacebookやtwitterやmixiでお知らせいただければ、前売りでご案内いたします。是非是非!(来れないという方、またの機会に是非是非!Retweetとかいいね!とかだけでもしてってください笑)

(多分、こんな感じになるかと…)


去年はあんまりライブに出れなかったんだけど、今年は、楽器も新調したことだし、なるべく音楽活動をしていきたいので、まずは新年一発目!吉兆を願って!

2012/01/06

大銀杏は散り果てて

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私事ですが、自分は”食いっ逸れ”の星の下に生まれてきた人間のような気がしていて、自分が卒業した直後にずっと建設中だった新校舎が出来たり、新食堂が出来たり、果ては地下鉄が通ったりと、どうもタイミングが悪い。引っ越した直後に当時の最寄り駅がぴっかぴかになったりとかね。同じ学費とか納得いかないw

そんなこんなで、野暮用で久しぶりに、やっぱり卒業してからきれいになった母校に行って参りました。まったく、いっつもいいときは去ってから訪れるってことで、きれいな西校舎でした。とかいって、じゃあどんだけまじめにみたで授業を受けていたかというと、ごにょごにょごにょですが… 研究棟の奥のカフェテリアとかなくなっちゃってて、あーあそこでOB訪問とかしたんだけどなあなんて懐かしくなったり。

メディアセンターに入って、雑事を諸々やったりして。1月特有の、試験も近づいてるんだけど、まだ正月ボケ引きずってて、でも人によっては炎上で人によってはほとんど単位とり終わってて楽勝、みたいな。ふわふわした感じが懐かしかった。定期的にメディアにきて本とか読めたらいいと思ってわざわざそれ用のカードとか発行してたわけで、もっと使おうと思いました。あそこは、いいよね。

そんな今日の「感」でしたん。思い出にすがってもしゃーないけど、たまに過去をたどると、いろいろ気づく。なんか新鮮でございました。


近所のカフェで夕飯食いながら雑誌読んでたらサービスで!こういうハピネスは大事である。

「感」を研ぎすまし、「勘」を高める

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正月は、ひたすら寝て食ってぼーっとして過ごしました。あーここ数年の疲れがドバっと出たような気がして、これはもう体に正直に、眠かったら寝るというすごい生活。幸せやった… なんだか体が軽くなって、眠りが足りてるとこんなに世界が変わって映るのかと思って、寝ないでなんとかするなんてのはあれは嘘だと思いました。

「感」と「勘」の二つの違いを最近なんとなく意識することが増えた。自分の中では、「勘」にはソリューションが含まれている。どうすればいいのか、未来へのアクション・示唆がおりてくるニュアンスがある。比べて「感」は、その一歩手前の、何かを察知する能力・心のヒダそのもののこと。ないと何も受信できないけど、それだけでは、どうアクションするかの示唆にはならない。

いきなり「勘」を伸ばそうとすると、おかしなことになるんだと思う。それこそ「当て勘」みたいなことになる。でも本当のプロフェッショナルがすごいのは、勘だと思うのです。そしてその勘は、その人の人生の「感」が肥やしてきた、誰にもできない秘伝のタレみたいなもんで。たくさんの「感」を、多く深く広くインプットする。そしてそれらを掛け合わせて、気づく。それが「勘」を伸ばすってことだと、最近は腹落ちしています。属に「 地頭がいい」なんて言われる人もいるけど、あれもおそらく一緒。わからない人は一生、それらの能力を先天的なものだと「勘」違いし続け、自分の前に線引きをしてしまうけど、断じて先天的なものではないと思う。

今年もたくさんの「感」を働かせたい・起こしたいなあと思います。だからってわけじゃないけど、月末はペルーとボリビアへ遠出を計画中。異郷への旅ほど「感」が爆発することはない。それが将来の自分だけの「感」につながることをあわーく期待しつつ。その上で、日々の「感」を全解放になるべくするために、やっぱり、十分な睡眠ですね。さてどこまで眠れるか!w がんばります。

2012/01/03

恐怖を、夢中で凌駕する2012

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あけましておめでとうございます。すっかり寝正月な毎日を送っていてよくないなと思って、ふと書いている深夜2時。これもまた良くないのだけど。まあ、ちょっとでも世の中とつながってないとと思ってつらつら。

今年は、チャレンジの年です。チャレンジ。いい言葉やね。とてつもないポジティブな空気に満ち満ちている。でも、この言葉のいいところは、暗にそのトライが困難であることも内含しているところでしょう。能天気ではなく、そこにこれから登る山への敬意があり、だからこそ震える、的な。

マイナスやネガティブに対して、「存在を否定する」ことと、「存在を認めたうえで、凌駕する」ことには、雲泥の差があります、その精神力の強さに。だから、変にかっこつけないで、一度認めた所から、勝負はスタートするんやと思います。

正直、結構大変な年になると自分でも思っているし、そこには”恐怖”とか、”面倒くささ”とか、”遠慮”とかが生じることがいまから何となく想像できている。でもそれらの感情は確かに存在するんだと思うんです。そこはうそついてもしょうがない。根性論・精神論であることに変わりはないんだけど、ここを一度認めてからの精神論でありたいわけです。だから、その存在を認めたうえでの、”夢中”だと思うんです。

人は誰だってやりたいことをやって生きていきたいわけだけど、「やりたいのは確かだけど、そのためにそこまでは出来ない」というリミットも、これまた誰しもある。そのリミットが、どれだけ高いところまで持っていけるかということを考えると、やっぱりそこは、夢中であることに越したことはないんでしょう。志と好奇心の二つで、人は夢中になるのだと思っているので、その二つ、要するに大義とNo Reason ってことでしょうかね。この二つが見える方へ、行きたいですね。


「朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ」 
ボブ・ディラン 

これがどんなに大変なことかと。やらないといけないことの茂みを抜けたその先に、面倒くささの谷が広がっているわけです。それはどんなに自分がやりたいと思っていることであっても、面倒くささの谷はあるのよね。そこでどれだけ、夢中かが試されるんだと思う。夢中になれることを、突き詰めていきたいそんな2011。


自分らしい、美意識・物の見方を伸ばす、自信を持つ。
人にそれを発信する、すり合わせる、撹拌する
自分の企画を世に落とす、音楽と、仕事と。


煎じ詰めると、この3つで。夢中に行きます。今年も皆様、なにとぞよろしくお願いいたします。
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