もうすぐ6月がおわっちまいますね。年を取るほどにただただ早くなっていく気がします。そんな中、今年の目標の1つであります年間映画100本鑑賞、折り返しの6月末で50本達成しました〜これはうれしい。1月の南米旅行の飛行機でゴリゴリ見まくったのがかなり効いてますね笑
では、何を観たのか振り返ってみます。
ブクログの映画棚より -
2012年1月~2012年12月 (50作品)
ふむふむ、かなりテレビ放送されたやつに頼った感じもしますが(22本)、それはそれでいいのだ。劇場で観たのは、7本か。比較的観に行ったほうな気もします。個別のレビューはジャケットからリンクを張ってあるので、よかったら観てみてちょうだいませ。
この中で5つ星をつけたのは4つあった。
ツレがうつになりまして。 スタンダード・エディション [DVD]
読了日:01月30日
ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜
読了日:04月02日
八日目の蝉 通常版 [DVD]
読了日:06月24日
どれも素晴らしかったんだけどさ。「ツレウツ」はなんというか、「不覚にもまんまと泣いた」感じでしたね。でもなんだろうこの不覚感はw ちょっと悔しいけど、いい映画でした。NYから成田へ帰る飛行機の中で、号泣w 「ヘルプ」はこの中ではダントツに上品な作品でした。上品っていっても、劇中にうんこパイが出てきますけどねw なんというか、黒人差別というデリケートで陰鬱になりがちなテーマを、笑いとジョークと明るさを持ってあくまでもカラッと仕上げているところが、品がいい作品だと思ったのです。バランスが素晴らしい。で、「素晴らしき哉、人生」は今更ですいませんっていうくらいな名作で、観てみたらやっぱり名作でした。フランク・キャプラ作品はまだほとんど手つかずなので、7月以降、観ていきたいねん。で、「八日目の蝉」はね、見終わったあとに考えちゃう系作品で、これまた良かった。永作博美の目つきで語る演技。人間のどうしようもなさを描いた作品だと私は解釈してるんですけど、それでも人は誰かのために生きていくのだなあと感じたし、それ故に業深き人生になるのやなあと。自分は性別が違いますけど、自分だったらどうするだろうか、何を信じるだろうかと、思わず感情移入してしまいました。
ちなみに4つ星は結構いっぱいあったのよ。
ちょっとつけすぎたかな笑
詳しい個別のレビューは割愛!タイトルからのリンクで一応、読めるのでもし良かったら感想観てもらって感想ください。
今日もね、「ダークシャドウ」を観てきたんだけど、つくづく映画は奥が深くて面白いなあと最近ようやっと思えるようになってきました。一時期、変に評論家になってしまって全然素直に映画を観れてなかった時期があったのですが、一周回ってそれから脱出して、今は観ている最中と観終わった後で主観と客観、両方持ててる気がしてます。
ストーリーテリングやプロットの参考だと思って映画100本を自分に課したというのが当初のきっかけなんだけど、やっぱり映画は主観で潜り込んで観ないと、結局、何が人の心を動かすのか分からなくて、それ抜きにしてプロットの勉強とかいっても、意味を考えずに型だけ丸暗記しているようなものだしね。それが映画を観まくってまた見えてきた次のステップな感じがして、うれしいのです。
7月以降もこれと同じペースで観れるのかどうか、全然検討もつかないんだけど、仕事のスピードをあげて時間を創るモチベーションにもなっているので、引き続き観ていきますです。