2012/06/21

「フィジカルな情報」と、工場見学のポテンシャル

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【ANA SKY WEB 機体工場見学のご案内 → コチラ


先週の「王様のブランチ」で紹介されていてこれはアツいと思ってその場でスマホにメモした、「ANA 羽田空港機体工場見学」の件。激アツなポイントがいくつかあると思うのですが、


・格納庫に入って、本当に機体の目の前まで近づける。
・写真もビデオも撮り放題。
・ボーイング777、747、767などなど、タイミングが良ければ大型機から中型機まで全部見れる。
・それでもって、無料。タダ。


素晴らしいですANA。下手な遊園地よりも絶対に楽しいしアガると思う。自分が親だったらまず間違いなく子供を連れていくね笑 大きいものは、その大きさを体で感じられるくらい同じ空間に入り込んでいかないと分からないことがたくさんあると思うのです。でも今って、スマホでピピっと調べれば知ったような気持ちになれるじゃないですか。その文字とか画像とかのスクリーン越しの情報はあふれるほど多くて人は寄り分けて捨てるのに苦労していると思うのですが、こういった「フィジカルな情報」はむしろ不足しているように思います。その点、このコンテンツは素晴らしい。

こういった企業内に眠る既存資産が対外的にはお宝コンテンツだったりする事例はどんどんこれから増えていくと思う。今、人々は消費にスペック以上に物語を求める傾向にあると思います。工場見学は大きな設備投資を必要としない、既存事業の延長でその物語作りができる格好の切り口だと、この事例みて改めて思いました。


あと個人的に面白かったのは、これをFBにアップしたときに「いいね!」くれたり、コメントくれたのが皆女性だったってことですね。こういうメカとかやたらデカいものとかって男の子の方が好きそうだったりするというのはもういまや昔なのかもね。


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