2013/04/06

今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2013年3月

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今年の映画レビュー これまでのものはコチラ↓
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2011年7月

今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年1月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年2月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年3月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年4月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年5月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年前半
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年7月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年8月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年9月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年10月


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「今月の~」とか言ってもう4月も5日になっちゃって、なんだか最近慌ただしい日々が続いていると思いおこしたりするんだけど。3月は、結構無理やり夜更かし・早起きしてなんだかんだ映画をたくさん見た月でした。振り返って並べてみると、なんだかフシギなラインナップですが笑。どりゃ。

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aginさんの本棚 - 2013年03月 (9作品)
クラッシュ [DVD]
読了日:03月02日
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アニー・ホール [DVD]
読了日:03月02日
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猿の惑星 [DVD]
読了日:03月15日
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グーニーズ 特別版 [DVD]
読了日:03月25日
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SP 野望篇 DVD通常版
読了日:03月30日
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SP 革命篇 DVD通常版
読了日:03月31日
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2月に続いて、DVDオンリーで劇場に行けてないのは忸怩たる思いなのですが… 今更ですいませんシリーズとして「猿の惑星」「スターウォーズシリーズ(これは若干再見ですが)」を見れたので良かったね。特に「猿の惑星」。タイトルとか空気感で食わず嫌いしていたのですが、これは化け物みたいな作品でした。シンプルかつアイロニーにあふれる設定の妙が、1960年代の、今の時代にみるとちょっと滑稽でいなたい描写によって逆に際立って、なんとも言えないグルーヴが出て。さながら星新一の良質なショートショートを読んだあとの、一本取られた感がイケてました。ラストカットの何とも言えない絶望感は、いいね。(DVDの表紙にそれ載っちゃってるのはダメだろとは思いますが)

はるか昔に斜に見ただけで見た気になっていた「スターウォーズ」の初期3作をしっかり再見できて、まあ間違いなく素晴らしかったのは言うまでもないんだけど、あえて「グーニーズ」のことをここに書くと。1985年といえば、インディ・ジョーンズでスピルバーグがドッカンドッカンだった最中で、そのスピルバーグ製作総指揮(彼は監督作品より製作総指揮の方が圧倒的に多い)で、脚本が、クリス・コロンバスなんだな。クリス・コロンバスはこの作品の脚本が映画キャリアのほぼ処女作で、この後、「ホームアローン」「ハリー・ポッターシリーズ1~3」「ナイトミュージアム」とかとか、子役使いの(子どもを窮地に追い込む?)名手になっていくわけだけど、大体これらの映画の原型が全部、グーニーズに入っていて、その辺が興味深かったですね。『ちびっこチームの理想の陣容』『秘密の洞窟を探検していくドキドキ』『悪くてちょいドジな大人と頑張って戦う子どもたち』とかとか。この手のストーリーは個人的にはもれなく面白く気楽に見れるので、グーニーズも良かったです。


年間100作品目指して現在、25/100。2013年も1/4で、ぴったりペースで進行中。ってか、2013年がもう1/4終わったっていうことを今改めて思い知って焦る。気をつけないと、だんだんと、1年が軽くなっていきそうで、むむむ。

2013/03/23

【04.27 LIVEやります】 Kitchen 3rd Live @三軒茶屋グレープフルーツムーン

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気づけば桜も満開で、年月とは加速度がついてめぐっていくものなのですねとひしひしと感じております今日この頃。いつかやろう・やりたいと思っていることも、気を付けないと流れて流れて見えなくなっちゃったりしそうなくらいで、おっかないなあと幽玄たる夜桜を見て去年の桜を思い出して境目がなくなりかかって思ったりします。

ピアノもさ、いつかはこう弾けたらとか、こんな風に弾けるようになるとか、なんだか自分の未来が勝手に発展的に進んでいく気になっていたただただ若かったころからちょっと頭も冷静になって、「そうか、苦しまないとできるようにならないんだ」という、時間が解決してくれることの少ないことに気づいちゃったりして、あたふたしながらも、でも少しずついい曲がかけて、楽しいライブが重ねられればひとまずはよしとしようというまろやかな感情ももてたりしてこれはこれで悪いことではないのかもしれないね。

そんな中で、【Kitchen】の3rdライブでございます。今回は初のブッキングライブということで、ぜひお越しいただきたく、告知させていただきます!
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[ヒルグレライブ 2013.04.27]
@三軒茶屋グレープフルーツムーン  
 → MAPなど、詳しくはコチラ

2013.04.27 [SAT]
open / 12:00
start   / 12:30

charge / ¥1,900 + 1 drink

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今回は席あり(たぶん)のライブハウスで、しかも春麗かな土曜日のお昼ということもあるので、あまり曲数を詰め込まずに、ほとんどオリジナルのみのセットリストでまったりと演奏したいと思います。三軒茶屋グレープフルーツムーンさんはとても雰囲気のいいライブハウスで、食事も注文できますので、お昼ご飯がてら来ていただいて、そのあと三茶散歩なんて、素敵だと思うわけです。ってか僕らがそれやりたいぐらいなので。こういうとき、楽器って枷よねw 

ドラムも今回は正規メンバーの秋山はやおが勤めますので、フルメンバーでは今年初になります。「いくよ!」という方は、コメントでもメッセージでもメールでも、なんでもいいのでお知らせいただけると嬉しいです。皆様のご来場、お待ちしております!


facebookページでも随時、リハの様子やライブ録音、情報などを発信をしております!
ちょっと細々と過ぎて、なかなか”いいね!”がたまっておりませんので泣
軽くポチっとしていただけると嬉しいです。



さてさて、この週末中に一曲アレンジを仕上げて展開しないとならないんだけど、手を付けるタイミングが全くないっていうのはこれはどういうことなんでしょうか。チーン。

2013/03/03

今月の”食べた!” ~2013.1/2月~

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先月までの【食べた!】レビューは以下↓↓

今月の”食べた!” ~2012.1月~
今月の”食べた!” ~2012.2月~
今月の”食べた!” ~2012.3月~
今月の”食べた!” ~2012.4月~
今月の”食べた!” ~2012.5月~
今月の”食べた!” ~2012.6月~
今月の”食べた!” ~2012.7月~
今月の”食べた!” ~2012.8月~
今月の”食べた!” ~2012.9月~
今月の”食べた!” ~2012.10月~
今月の”食べた!” ~2012.11月~
今月の”食べた!” ~2012のまとめ~

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2013年初のグルメログ。1月2月と、あんまり新規開拓がなかったのでふた月分まとめてしまえと思って、今になってしまったということです。んまでも、2月にがっつり体調崩したのもあってちょっと食生活見直さなやばいなと思った今日この頃なので、年明けにも思っていたんだけど、今年は数厳選でいいものをたまーに食べにいく感じでいいかなと思ってます。っつーわけで、ここに載っているお店だけみると、なんつー偏った食事しとんねんって思われるような1〜2月なんですが、ほかでバランスしているのでご心配なく笑

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1月
・新橋【花れん3】焼肉  ☆3
・自由が丘【七味亭】焼き鳥・居酒屋  ☆3
・六本木【老虎東一居】中華 ☆3
・恵比寿【ウラエビス】フレンチ・カフェ ☆3

2月
・本郷【焼肉ジャンボ】焼き肉  ☆5
・代官山【うさぎ】焼き鳥・居酒屋 ☆4

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☆☆☆今月のベスト☆☆☆



【焼肉ジャンボ 本郷店
言わずと知れた本郷の都内最強ランクの焼き肉屋。
通常メニューに加えて、残酷なほど上手いラインナップの
裏メニューがあることも有名?でw
必食は「野原焼き」。
どのへんが野原なのかは分かりませんが、
焼いた後に生卵にディップして食べるこの肉が、
まあ絶品。
ユッケとかスープとか、あとすじカレーとか、
米もののサイドメニュも充実で、ああまた行きたい。

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ジャンボは、例によって例のごとく、前の会社の新卒ストプラ配属の同期会で行ってきた訳で、あのメンツが集まると焼き肉一択なわけで。今までも各人にいろいろな岐路があり(結婚という岐路はまだだれもないけどw)、その度に肉を焼いてきて。今回は、転職壮行だったわけで、こうやって職場や住まいは様々に転がっていくのもまた20代だと思うのですが、こうして肉を食いにいつも集まれる仲間がいるということは本当に恵まれていると思います。

こと自分にとっては、こないだ現職にきて1年経って、なおのこと思うのは、同期はとっても貴重だということでして、やれ馴れ合いだとか仕事の現場では同期もクソもないとか思う方もいるかも知れませんが、人間、頼りになるものは頼りになり、甘えられるものには甘えればいいと思うのです。そういう意味でこの1年は、そういうことのあまりない、まあいろいろ孤独に気を吐いた1年だったと、彼らにあって初めて思ったりした。なめられないように、侮られないように、常に120%出力を心がけ、振られたり降られたりした仕事を断らず、まあ、大変だったねw そんなんで気が抜けたのか、インフルも胃腸炎も両方やった2月だったんだけど、そんな中でジャンボに行けたのはとてもよかったです。

今年も、どこにいくのも大事だけど、誰と行くのを大事に、いろいろ食べれればこれ幸い。まったり記録とっていきますねん。

Thanks all !!

2013/03/02

今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2013年2月

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今年の映画レビュー これまでのものはコチラ↓
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2011年7月

今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年1月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年2月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年3月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年4月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年5月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年前半
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年7月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年8月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年9月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年10月


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2月は、なんだかいろいろとツイてなくて、体の調子を崩しまくった月でして… 映画なんかみるテンションになかなか自分を持ってケなかったというのが正直なところですが。それでも少しみたので、まとめますねん。

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aginさんの本棚 - 2013年02月 (5作品)
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そんな感じなので劇場にはいけてません!w アカデミー賞で世の中映画月間だったというのに… まあいいです。今更なながら「ロードオブザリングシリーズ」を一気観したというのと、あとの2作は、あんまり入れこまずに観れそうなものを。ロード〜〜は、王道イギリスファンタジーな感じで、陰鬱でしたねw 確かに大衆娯楽っぽい分かりやすいストーリーと映像だったんですけど、この薄暗い彩りの世界観で当時あんだけお受け入れられたのがむしろ意外な感じでした。ってかこれ、一気観しないでじらされたら無理だなと思ったわ。

「アダプテーション」もさすがスパイク・ジョーンズ&カウフマンの「マルコビッチの穴」チームでこれもまたクレイジーでよかったです。トリッキーな脚本で観ている人の頭に?を作りまくりながら突き進んでいくプロットなので、ものすごい勇気だなあと思う。作曲とか作っているとすごく感じるのですが、受け手がそれをインプットしたときに「違和感」とか「もどかしさ」とか、なんなら「不快感」とかを感じるものを、それらの感情ですら「メッセージを感じてもらう」ために必要な感情なんだ!と表現できる人の肝ってすごいと思うわけです。うちなんか曲書いてもすげー無難な感じになっちゃうからさw こういうプロットを書く人の気が知れないわけです、褒め言葉としてですけど。

人に何かを伝える以上、相手がどんなコンディションで、どのようにそれを感じてくれるかは想像し尽くすべしと思うのだけど、それにしたってまずなにより、「作る自分は、なにがしたいのか」っていうのを、大事に出来てるかは、それも伝わることなんやろうとなんか最近強く思う訳で、特に学生時代に散々「コピーバンド」をやっていた我が身を振り返るとどうしても「最適解」を追求する癖がついている気がしてそれは恨むわけですが、ロード〜〜〜の陰のある王道感と、アダプテーションのラリってるプロットを観て、そんなことを今考えながらこの文章を書いているわけで、もっと「こうしたいからこうする」という気持ちを大事に、仕事も音楽も紡いでいけたらなあと思う今しがたでございます。

年間100作品目指して現在、16/100。ちょっと遅れをとった感じですが、3月9本みればオンペース。時間つくっていこう。

2013/02/22

ピアニストに関する微視と虚視 3

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今までのピアノ微視虚視


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なんたって、音がイケメンなんだよねえ。 

前回のBen Foldsが幼いときに憧れ、ラジオを耳コピしたっていうのが、この御方、Billy Joel大先生です。うちも、POPミュージックの中で初めて、ピアノの音を独立して意識して、それをかっこいいと思ったのはこの人でした。確か親父が居間で流していたんだと思う。この人と、Sergio Mendes大先生のピアノが、うちのポップピアノの原点です。

もう結構なおじさまですが、若かりし日の彼のプレイをとりあえず貼ってみる。まずはうちも学生の時にコピーさせていただいたこの曲を。

My Life / Billy Joel

声もピアノも、圧倒的にイケメン。Ben Foldsとの最大の違いは、そこかなあw いや、冗談ではなしに、Billyさんのピアノは、弾けるように明るくて、よりポップで、キラキラしてる。鬼のようにモテそうなサウンドである。Ben Foldsのピアノの方がね、アングラっぽくてちょっとひねくれててうじうじしてて、怒りとかやるせなさとかが入ってるような。あ、あくまでもピアノの音色において、ですけどね。

実際のBillyさんの人生を追ってみると、男のくせにピアノかよ!とかいわれていじめられすぎるので自衛のためにボクシング習ったり、バンドが上手くいかなかったりプロデューサーに勝手に音源加工されたりで人間不信から鬱病になったりと、それなりに波瀾万丈なんですけど、それでも性善説なサウンドなイメージなんです。(Benさんは性悪説なにおいがしてそれが好きなんだけどねw) 具体的には、Billyはクラシックを通ってきているっていうところが、元ドラマーのBenとの最大の違いでしょう。ピアノをあくまでも鍵盤楽器として、流麗に操っていてそれはやはり、クラシックピアノ弾きだった父親から直伝されたものだと思う。

The Stranger / Billy Joel

この曲のイントロのサウンドなんかもものすごくクラシックっぽいんだよね。それに口笛を乗っけたり、ドラムインからの展開の変化とかが最高にポップでモテサウンドだけど。クラシックピアノを通らないでここまで来てしまったうちにしてみると一番、嫉妬するサウンドなわけです。今からでもやればいいっていえばそれまでなんだけどさ…

若かったこの映像の頃から、離婚は何度もするわバイク事故で左手首ぶっ壊すわアル中になるわ鬱病にもっかいなるわで、かなりツイてないBillyさんなんだけど、この人から感じるのは破天荒さではなく、ガラスのような繊細さなのかもしれないすね。残念ながら彼は今、既に半引退状態であまり音楽活動を表立ってやっていないのだけど、近影はこんな感じでした。2006年。

Piano man / Billy Joel

嗚呼まさにピアノマン。はげても太っても、汗だくになってピアノ弾きながらハープ吹いちゃうんだからズルい。えも言われぬこの美しく流れるサウンドを目指して、まずはアルペジオの特訓を、特に左手を重点的にやりましょうかね。鍵盤に向かって縦方向に加重をかけて”叩く”サウンドだけでなく、手首の旋回を使って手のひらを左右に傾ける力を使って上昇・下降音形を滑らかに”滑らす”サウンドも両立させるような、そんなイメージ。特に叩く方については、叩きつつも音に柔らかさが残るこの人のマジックタッチは、めっちゃ鍵盤に触って、体と指をコントロールしきらないと多分出来ない。なんて歌っているんだこの人のピアノは…


かっこよすぎて途方にくれさせてくれるBillyさんな訳でした。
未聴の方は、下のアルバムあたりから聞けば知ってる曲たくさんですよ。


Greatest Hits Volume 1 & Volume 2 / Billy Joel



2013/02/16

ピアニストに関する微視と虚視 2

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この人のロックが一番すき



うちの好きなピアニストについて、なんで好きなのか好き勝手書くコラム。最初に紹介するのは、Ben Foldsで。どんなプレイをするのかはまずこれを聞いてもらえれば一発でわかると思います。

Zak and Sara / Ben Folds



ああかっこいい。とんでもない。彼のピアノの魅力はいろいろあってなかなか言い尽くせぬのですが、卓越したテクニックと、歌心あふれる表情付け。そんでもって何より、「フィジカルなピアノを弾くこと」に尽きる。うん。

彼は9歳でピアノを初めて、ラジオから流れるビリー・ジョエルやエルトン・ジョンを耳コピして弾いたりしていて、要するに出自がクラシックじゃない。んで、高校に進学するとピアノ以外にもドラム、ベースもプレイするようになって、それぞれの楽器として複数のバンドを掛け持ちしていた。特にドラムについては高校卒業後、しばらく専業としてセッションドラマーを数年やって、ナッシュビルを拠点にいろんな場所と編成でギグっていたということで、ああなるほどだからこのプレイなんだなって伺える気がするわけです。

でもその後ドラマーとしては行き詰まり、ピアノのテクニックを磨き直すために引きこもり状態でメトロノームだけを友達に鬼練習をしたらしく、本人も「僕はどうかしてた」というような6ヶ月を過ごす。このとき24、5歳。で、その後、Ben Folds Fiveを結成し飛躍したってわけです。

One Angry Dwarf And 200 Solemn Faces  / Ben Folds Five 



最初に貼ったソロスタイルはむしろ、バンドデビューの後の試みで、こちらの動画の方がキャリア初期の映像になるわけだけど、超フィジカルでロック。すべての楽器を自分が弾けるっていう土台と、盤石のテクニックがあってこそ、バンドという制約をこんなにも感じさせない自由な弾きっぷりに至れるんでしょう。個人的にはソロの彼の方が好きなんですけど、Ben Folds Fiveというバンドとしての”Bandしてる感"は、えも言われぬ無敵感があって、聞いててスカっとする。

Philosophy / Ben Folds Five 



反面、この曲のイントロ部のようなメロディアスな歌いもとってもすてきで、ここらへんにエルトンとかビリーとかの片鱗が見えます。非常に広範な音楽的な素養と土台がある上で、ピアノぶっ叩いてるから、ただひっちゃかめっちゃかしているわけではない、音の塊の熱量がすんごいんだと思う。



奏法としては主には、左手オクターブポジションをベースに、右手は3〜4声のコードバッキングから、オクターブオブリまで、何しろピアノを広く使う。実際やってみるとすぐわかるんですけど、普通に弾こうとするとむちゃくちゃ指と手首を消耗して、1曲持たないくらい。途中ほとんど立って弾いてるときがあるのだけど、どれだけ下半身主導で指まで体重をかけていて、お尻に寄っかかっていないかっていうことなんでしょう。運動神経で弾いてる印象が強い。彼のようには弾くには、まあ彼もやったというように怒濤のメトロノーム練による左右のパターン練習と、そのときに全身をいかに上手にしならせて使うかっていうことなんだろう。あとは、やっぱり弾きながら歌ってみるってことかな。歌わないと逆に弾けないピアノなんでしょう。以前、Zak and Saraのコピーをやったことがあったけど、その時もそんなことを感じた気がした。(まあ実際やってみると鬼難しくてできないんですけどねw)


うちは彼の自由さと力強さと、ビートの鋭さにあこがれてあこがれて。彼が「別にもっと自由に弾きたいように弾けばいいじゃん。まあそのためにはクソ上手くないと思い通りになんか弾けないんだけどな!」って教えてくれたようなもんだからねw

そんな、Ben Foldsさんでした。
未聴の人は下のアルバムから是非。

Ben Folds Live / Ben Folds

2013/02/11

ピアニストに関する微視と虚視 1

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よく見ろーよく見るんだ!

社会人になってから音楽に対して、学生のときよりもよくも悪くも、ざっくりとした構えになったと思う。細かい指の使い方とか音の運び方とかではなくて、アウトプットされるバンド全体の出音が、イケてるかどうかを、なるべく右脳で捉える。まあこう書くと難しいですが要するに「何も考えずに、好きか嫌いかで聴く」っていう、普通の耳で聞くことが多くなったんですね。(その結果、テクニックをひけらかすような音楽は聞けなくなり、フュージョンも聞いてて疲れちゃうようになった…w)

ただ最近、今一度「鍵盤楽器を弾く」ということを寄りの目線でしっかり捉え直したいと思うようになって。どう弾くとどう音が出るのか。もっとプレイから出音を考えるように。そういう風に考えて、もっと『キーボーディストのプレイ自体』を微視しようと。プレイヤーの耳を復活させようってことです。ざっくり聴く「虚視」を持って、今一度微視することでわかることがおおい気がします。

で、手始めに、「こうなりたい・こう弾きたい」を思うプレイリストを作ってみました。プレイをより微視するという意味で、楽器で分けて捉える必要があるので、まずは「ピアノ」のリストから。

1.   Stitched Up / John Mayer
2.   Wild Honey / Dr. John
3.   Zak And Sara / Ben Folds
4.   Fever / Joe Sample
5.   秘密 / 東京事変
6.   ラーメンたべたい / 矢野顕子
7.   If I Ain't Got You / Alicia Keys
8.   My Life / Billy Joel
9.   I Love Being Here With You / Diana Krall
10. Everything / MISIA
11. これからむかえにいくよ / スガシカオ
12. Mais Que Nada / Sergio Mendes
13. LET LOVE LEAD ME / 佐藤竹善
14. Signed,Sealed,I'm Yours / Stuff
15. Chloe Meets Gershwin / Michel Petrucciani
16. Pra Voce / Michel Camilo
17. The "IN" Crowd / Ramsey Lewis Trio
18. Bring On The Night / Sting
19. はなればなれ / クラムボン
20. 丸の内サディスティック / 椎名林檎
21. Tombo In 7/4 / Michel Camilo
22. You've Got A Friend / Carole King 
23. These Are The Days / Jamie Cullum

うーん、ここにあるエッセンスが欲しい!と思う完全に独断による選出で、かなりピアノの出音にフォーカスされてます。ここにいるピアノレジェンドたちを整理すると…

Herbie Hancock
Dr.John 
Ben Folds
Joe Sample
伊澤一葉
矢野顕子
Alicia Keys
Billy Joel
Diana Krall
重実徹
森俊之
Sergio Mendes
塩谷哲
Richard Tee
Michel Petrucciani
Michel Camilo
Ramsey Lewis
Kenneth Kirkland
原田郁子
Carole King 
Jamie Cullum


ハービーやジョーサンプルの脱力感とスピードが欲しい。伊澤さんや重実さんのようなバンドをつなぎ合わせる包容力が欲しい。セルジオメンデスやラムゼイルイスの洒脱さが欲しい。リチャードティーやペトルチアーニの駆動力が欲しい。ジェイミーカラムやドクタージョンのような自由が欲しい。ベンフォールズやカミロのような熱量が欲しい。アリシアやビリージョエルや矢野顕子、キャロルキングのような歌心が欲しい…

くそう、みんなかっこ良すぎる。



今日から毎週一回、ピアニストに関するアナリーゼをしていこうと思います。どう弾いたらあーなるのか。なにをエッセンスとしていただけるのか。はてさて、自分はどこまでいけるのか… 

やっぱり、虚視も大事だけど、微視は楽しい。練習しよう。練習練習…

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