今年の映画レビュー これまでのものはコチラ↓
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気づいたら終わっていた7月。振り返るのがすっかり8月になってしまいましたが、ちょっと記録がてら書いておきましょか。7月は6本、全然ペースに間に合ってない・・・ 7月終了時点で、50/100! 残り5ヶ月のペースは月10本かあ・・・かなりきついっすね。
この企画をやっているとよく、「数を設けるのは映画の楽しみの本質から遠ざかる」とよく叱責されるんですけど、”とにかく量を浴びる”ことでしか見えてこないこともあると思うのです。義務感だけになってしまったらやめようとは思いますが、今のところ全く苦には思っていないので、引き続き続行です。目指せ年間100本。
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アイテム数:6
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今月はかなり、ミーハーなラインナップですね・・・笑 ”今更見てないとはいえないシリーズ”として【ローマの休日】をクリア。いかに多くの映画がこの作品のオマージュを取り入れているか、今更思い知った。創作とはすべからく模倣から始まるとはよく言ったもので、映画に限らず、古典に触れることは物事の成り立ちをストーリーとして把握する上で非常に重要だよなあと又思ったわけです。過去~現在のストーリーは必ず現在~未来を予見し構築する上でも参考になるからね。古典って大事。
ストーリーということでは、乗りかかった船は下りられないということで【ハリーポッターシリーズ】をまとめて2作品。でも個人的には絶対、初期作品の方が素敵だったと思うんだよね・・・ イェーツ監督に代わってから【ダイジェスト色】がさらに強くなって気がする。クリス・コロンバス監督による第1・2作は本当によく出来ていたと思う。ファンタジーとアドベンチャーとサスペンスの割合がすばらしくて。ただ、「死の秘宝」は潔く前後編に分けての作成だったせいか、そこまでダイジェスト感は無くてよかったけど。
あと「コクリコ坂から」。原作が少女漫画ということもあって、静かで甘酸っぱい感じの作品でした。これは全ては【ジブリ】に何を期待してみるか尽きるんだと思う。”冒険””ファンタジー””クリーチャー”みたいなものは一切出てこないわけで、じゃあどこで【ジブリ色】が出るかっていうね。たとえ原作がある作品だとしてもそこにオリジナリティを忍ばせてこそのジブリだと個人的には思っているので、そういう意味では少しそこが弱かったように思います。ただそういうことを抜きにして、とてもいい時間だったと思う。90分そこらの短い時間だけど、作品に感情移入しまくってみると言うよりも、涼やかにいい時間を映画館で過ごすという感覚の方が近いかな。いい時代だったなあと当時の横浜に思いをはせつつのんびり観れる、疲れている人にオススメの一本。
さて8月。【127時間】をクローズする前に映画館で見たいというのが目下の目標ですね。何かオススメの作品があったら是非是非教えてくださいまし。
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