2012/01/11

新しいアジト@代官山蔦屋書店

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行こう行こうと思ってなかなかちゃんと行けなかった【代官山 蔦屋書店】に長居してきました。噂には聞いていたけど、体験してみると噂以上の快適空間で、ナイス。どうナイスだったかちょっとご紹介します。

建物は3つの棟に分かれていて、それぞれが2F建て。
2F同士もブリッジでつながってます。
駅から歩いてくると最初に現れる3棟1Fにはスタバが入ってます。
基本、店内のどの座席でもここで買ったものが飲み食いOK。
もちろん、スタバの店内と1Fの本スペースはシームレスで、
すべての蔵書が読めちゃいます。

3棟2Fは音楽のフロア。
今まで僕の中でのレンタルCD品揃え最強店は渋谷TSUTAYAだったんですが、
こっちの圧勝ですね。ジャンルごとに棚分けされていて、
音楽史に関する書籍なんかも一緒に棚作りされてます。
ここでのすべてのCDは視聴可能で、
視聴機付きの席を確保できれば、
ただひたすらに視聴し続けられます。
(混雑時は時間制限あり)
あまり一般的ではないジャンルのCDまでがっつりあったので、
お篭もりには最適でしょう。音楽史と一緒に、
こもってひたすら詳しくなれちゃう、個人的には素晴らしい空間。

 3棟1Fにはスタバのほかにも文具スペースがあり、
名入り万年筆とか、デザイン文具がちょこっとおいてあります。
その他にもトラベルコンシェルジュサービスカウンターもあって、
「映画の舞台」「偉人が愛した」など、
面白い切り口で旅行のプランをたててくれる模様。
(値段は知りません。高そうだよね…)
その他、別の棟には、「映画」のスペースもあって、
こちらもものすごい蔵書数。素晴らしい。
おしゃれ空間のラウンジも2棟2Fにあり、
1Fの本はすべて、こちらでも読む事が可能。

で、映画、CDに関しては通常のTSUTAYAと同様、借りられます。
写真のセルフ会計マシンで勝手に借りて帰れます。
返却も、ポストでOK。無料で。素晴らしい。


ってな感じで、知の交配にはナイスすぎる空間でした。かねてから腰を据えてインプットを出来るアジトのような場所を探してきて、一時は六本木ヒルズラウンジの会員になってみたり、最近はTSUTAYA TOKYO ROPPONGIが最強だと思ってたりしましたが、自転車で15分かからないという立地もあって、これからはここでしょう。

以前、幅允孝氏の講義の話(→コチラ)で「エディトリアル発想」について触れたことがあったんだけど、まさにそれを高次で具現化している空間でした。蔵書数自体はもっと多い本屋は都内に何店舗かあるかも知れないけど、何よりも、空間のエディットがステキで、ワクワクが連鎖するようになっている。人がある物事に興味を持つと、それに関連する物事にも興味がわくのは当たり前のことで、その「好奇心の連鎖」を誘発し、途絶える間を与えずにつなぐ空間
という印象でした。今日も実際、

【GQの最新号で坂本龍一の最近の取り組みについて知る】
→【久々にYMOを聞きたくなったのでその場で視聴】
→【よく考えてみたら”ラストエンペラー”を観ていないと思い立ち、レンタル】

ってな連鎖が僕の中でおこったわけです。これは、媒体の垣根を超えられる空間・環境があってこそ誘発される行為やなあと思う。これがでかい。

ワクワクできるいい空間でした。難点は、席が非常にとりづらいことだけです。そこを気合いでクリアできれば、結構いいね。休みの日の朝早くいって、作業も含めて全部あそこでやってみたいという感想でした。おすすめ。

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