2013/01/27

今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2013年1月

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今年の映画レビュー これまでのものはコチラ↓
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2011年7月

今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年1月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年2月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年3月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年4月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年5月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年前半
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年7月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年8月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年9月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年10月
今月の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年11月
今年の”観た!” ~年間100本切りへの道程~ 2012年のまとめ

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今年も、映画と食べた物と、時々本のまとめは月イチで書いていきたいなあと思う。1月は正月休みもあり、結構観れて11本。ほとんどDVDだったけども、かねてより観ねば!と思っていた作品をさくさくとたくさん観れたので、全体的に高評価が多いすね。

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aginさんの本棚 - 2013年01月 (11作品)
俺たちに明日はない [Blu-ray]
読了日:01月04日
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ブルース・ブラザース [DVD]
読了日:01月05日
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クイズ・ショウ [DVD]
読了日:01月25日
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スミス都へ行く [DVD]
読了日:01月26日
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メメント [DVD]
読了日:01月26日
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Ted [DVD] [Import]
読了日:01月26日
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劇場で観たのは「テッド」。これはなんというか、下らなさすぎてほとんど細かい内容を覚えていないという…笑 監督のセス・マクファーリンは元々テレビのコメディドラマをずっとやってきた方で、この作品でも映画では普通かまさないような小粒で内輪な笑いを多数仕組んでいて、それが何ともいえないイナタイ風に決まっててよかったすね。まあ、何しろ下品だったけど笑 映画館で観なくてもよくね?って言われちゃえばそれまでのような気もするけどw

5点つけたのは「俺たちに明日はないの」「ブルース・ブラザース」「スミス都にいく」という、今更観ましたごめんなさいな名作ばっかり。つまんないですね笑 演出、音楽、演技のそれぞれでさすが古典といわれるだけあって、いろいろ勉強になった。よい作品には確かに、その作品を通して人に何か訴えかけたいもんがあるんやなあと。何となく、これ思いつくまでにめっちゃ試行錯誤したんだろうなあとか、いやでも案外ぶっつけだったのかもなあとか、そういう創作過程とか考えさせられました。

4点だったけどおすすめは、「クイズショウ」「メメント」かな。クイズショウは、50年代アメリカで大人気だったクイズ番組で起こるイカサマ疑惑の話なんだけど、あの、国民みんなが同じ番組を楽しみに急いで家路についたり、茶の間に集ったりする感じが、なんとも歴史資料的におもしろくて、考えさせられて。それによって増長したテレビのディレクターとスポンサー企業の偉いさんの描写も皮肉たっぷりで、結構前の映画なのに、そのテレビ至上主義な風潮にちゃんと風刺をぶっ込んでいて新鮮でした。主演の大学講師役はレイフ・ファインズ。「レッドドラゴン」「ハリーポッターシリーズ」とか、最悪人を演じることが近年は多い役者さんですけど、この作品では良心の呵責に苦しむ普通の人を演じてます。「メメント」は、クリストファー・ノーラン監督の出世作。「インセプション」「ダークナイトシリーズ」に観られる、プロットの妙の原型であり、もっともひねった形が楽しめます。まあ、暗い映画だから、そういうギミックとかテクニックで翻弄されたい映画好きにしかおすすめしないけど笑 難しい映画が苦手な人はそもそもクリストファー・ノーランは好きじゃないと思うし。

年間100作品目指して現在、11/100。今年ものらりくらり映画を観ていければと思います。せっかくだから本格的に映画詳しいキャラになれたらいいと思うので、映画検定とか受けてみようかな。


2013/01/21

1/19 ライブ終了!

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満員御礼でした!

昨日は青山”月見ル君想フ”でのイベント「five year's absence」にがっつり出演させていただきました!3マンライブのうち2バンドにのって、しかも両方ともカロリー高めの選曲で、終わったときには軽く痩せた気すらしたくらいの疲労感でしたが、古い友人からはじめてライブに来てくれた会社の方まで、大勢のお客さんに恵まれて非常によいイベントになったかなと思います。

とりあえず、2バンド分のセットリストです↓↓↓

【Kitchen】
1.しようよ(SMAP : cover)
2.ずっと好きだった (斉藤和義 : cover)
3.いとしのエリー (サザンオールスターズ : cover)
4.夢の外へ (星野源 : cover)
5.五月の夜 (Kitchen original)
6.WORKAHOLIC (Kitchen original)
7.テイクオフ (Kitchen original)

【84kg's】  (all cover)
1.Hang up your hang ups(Herbie Hancock)
2.Cold Duck(Fourplay)        
3.Self Portrait(Steps Ahead)
4.Daughters(John Mayer)
5.Street Life(Joe Sample)
6.Just a two of us(Grover Washington Jr.)
7.I don't want to miss a thing(Aerosmith)
8.Talk to your daughters(Robben Ford)


個人的にも久々に指を酷使しないといけないセットリストで笑、学生時代を思い出すようなプレイを無理矢理やって。まあでも、特に84kg'sとやってて思ったけど、音楽の身体性っていうのは言葉で説明して頭で理解してどうにかなる範囲なんて限られていて、いかに”体が頭を経由しないで直接反応できるか”がものすごく大きいなと。もちろん、頭で構築することや、曲をどう捉えるかという意識をメンバー間で共有することはものすごくものすごく大事なんですけど、それに身体が追いつくかどうかは、もう頭の問題ぢゃないのよね。多分これは音楽だけの話じゃなくて、なんなら仕事でもなんでも、この身体と死ぬまで一緒である以上はなんでもそうで、このデバイスの基本性能をもっと上げたいと純粋に思ったわけです。

あとはその身体をどう使って鍵盤とつながるか。今回はピアノ・エレピ(ローズ・ウーリー)・オルガン・クラビと、僕が思う5大鍵盤楽器すべてを15曲のところどころで使ったんだけど、これはこれでまた奥が深くて、まったく操り方が違うなあと改めて思ったわけです。クラビに至っては今回はちゃんとワウを踏んで、二段鍵盤の下段のサスティンを右足で担当すると、両足が浮いた状態になるわけで、それこそめっちゃ身体の使い方が違う。難しい。腹筋と背筋が足りない。とまあ、いろいろ気づいたし。オルガンの時のダイナミクスコントロールも含めて、足の使い方は特に課題ですな。まあ、こういうこと考え始めるとやっぱりストリングスとか弾いてる暇なんてないわけですw 引き続き、へんな音担当はやらずに、5楽器ちゃんと修めていこうと思いました。はい、マニアックばなし終了!


まあでも難しい話はおいといて、楽しかったのです!
身体が直接反応するっていう意味では、メンバーとの阿吽の呼吸がすげー大事なんだけど、そういう意味では、やっぱり、やりやすいメンバーでした。まあそりゃ、イチバン学生のときバンドをやってメンバーでしたから。そこは本当に恵まれてるなあと素直に思えて、いい企画だったと思う。
お越しいただいた皆様も、一緒にやってくれたバンドメンバーの皆様も、本当にありがとうございました!引き続き弾いていきます!


2013/01/14

休日は鍵盤弾き

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雪の自由が丘は、全然自由に歩けませんでした。


3連休は、スタジオ漬けで、計15時間こもって弾いて。学生のときはこれがほぼずっと続いていて、ほぼ毎日スタジオにいて、そりゃ、体も動くわねw でもね、ちょっとこの3日間で体が思い出した気がします。体の芯と、指先を、しなやかに連動させる感覚。

でも、左でコントロールベダル、右でサスティン踏む、両足浮かし・腰だけで体重全支えするときの体の使い方がまだイケてない。反復あるのみですね。

楽しいなあ。

2013/01/13

【2013.01.19 LIVEやります2】five years' absence ~肝入りライブ2013~

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バンマス渾身のフライヤー。得意の悪ふざけw


気づけば正月も終わり、ライブまであと一週間を切っていた三連休!三日とも缶詰でリハして、なんとか間に合わせるという毎度の事ながらのトッカンな感じ、なおらない癖でございますw ただ、このライブは大学時代の盟友の復活ライブなので、しっかり助太刀務めたいと思います。バンド名は彼の体重にちなんで笑、【84kgs】でございます。ということで、告知!
(以前、こんな風に告知したのと同じライブですが、もう一つの別のバンドになります。)

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[five years' absence ~肝入りライブ2013~]
@青山 月見ル君想フ → MAPなど、詳しくはコチラ

2013.01.19 [SAT]
open / 18:00
start   / 18:30

charge / ¥2,000 + 1 drink
(学生の方は、学生証提示で¥1,000にディスカウントします)

member:
Vocal    Kelpie
Saxophone   上原直也
Guitar     西牟田貴之
Keyboard  吉田将英
Bass     甲原潤之介
Drums    伊藤某

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彼、西牟田貴之(フライヤー右上のサモハンキンポーみたいなやつです)はうちが大学の4年間バンドサークルにほぼすべての時間と労力を注いだ中で、もっともバンドを一緒にやらせていただいた凄腕変態やりたい放題ギタリストで、奏でる音の前に飛んでく感じは、知ってる人の中では最強です。照れとか自信無さげ感とかがあそこまで皆無な人はあんまりいない笑 で、やんぬるかな彼は卒業と共に信濃の国にぶっとびまして、バンドが出来なくなりました。イベントタイトルの[five year's absence]は、彼が無事上野支店に戻されて、再びステージで相見える事になりますまでの期間を示しているわけです笑

というわけで、お送りするナンバーはどれもこれもギターフィーチャーな感じで、学生時代を思い出して、ああアホなことやってたなあwという感じのキモムズテクニックエッセンスを、名曲たちに無理矢理混ぜ込んだ、まあ多分このバンドしか演奏になってるかと思います、いいか悪いかは別としてw なので、是非是非、お越し下さい!84kgsは3バンド中、トリの3バンド目でございます。
(うちがメインでやってるオリジナルバンド[Kitchen]は、2バンド目に出ますのでそちらも是非ご贔屓に!)

「いくよ!」という方は、コメントでもメッセージでもメールでも、なんでもいいのでお知らせいただけると嬉しいです。皆様のご来場、お待ちしております!

新年ライブ初め、幸先よく参りたいと思います。

2013/01/07

剣はなくともよいのです

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AM 06:21 西郷山公園から東の空


前回ポストに引き続き、体と表現について。
楽器を弾くカラダを、弾くための道具だと捉えると、”楽器の練習”といっても、ざっくりと3つのレイヤーに分けられるとうちは考えていまして。


1.道具そのものの性能をあげる練習
2.道具の使い方の練習
3.それを外的情報とグルーブさせる練習



野球でいうと、【筋トレ・ストレッチ・走り込み】 【守備走塁打撃の個人練習】 【守備連携練習・試合練習】みたいな感じでしょうか。カラダそのものも表現するための入力インターフェースっていう風に捉えてしまえば、楽器本体とカラダを分けて考える必要も、本質的にはあんまりないと思ってます(むしろ、そこが分かち難いほどに一体になるのが理想なので)。ただ、”道具そのものの性能をあげる”といったときに、個人の努力で性能が向上するのは、基本的にはカラダだけなので、要するにニアリーイコール、カラダってことになるのです。1はカラダの話。2はカラダと道具のブリッジの話。3は一体になったカラダと道具を、他の個体である他人とどうシンクするかの話。


もちろん、いい音を奏でるようにセッティングを頑張るとか機材にこだわるのはめちゃんこ大事なことですし、一流選手ほどスパイクとかバットにこだわるのと同じことだと思います。が、こと鍵盤楽器は工業製品なのでよほど金にモノを言わせない限り、そこで差をつけるのは難しく、かつ音作りなどの作り込む系の性能向上よりもカラダによる性能向上の方が個人的に、断然興味があったので、あんまり音作りに興味がないワタクシ。まあ、完全にいいわけですがw 


で。
「道具そのものの性能をあげる練習」が、かなりの部分、カラダそのものを上手に使うように、感覚で覚えさせることに占められると考えられると、楽器を触る以前にやれることがむちゃくちゃ多いっていうことになるわけです。まあもちろん、鍵盤楽器はとてもとても複雑な、いわゆるテクニックや理論によって構築される表現っていう側面もあるので、そっちも大事なんですけど、”カラダが嬉しい表現をできるかどうか”は、1.がどんだけ気持ちいい状態になってるかに、相当かかってると思って。まあ、踊れるとか、ノレるとか、そういうたぐいの感情を巻き起こせるかって感じでしょうか。

それに、インターフェイスとしてのカラダを鍛えるっていう捉え方をすると、他の事にも生きてくる。っていうか、このカラダで生きている以上、カラダの使い方の性能があがると、デスクでパソコン作業していてどんだけ肩が凝っちゃうかとか、そういうことにも関わってくるのね。


そんなことをぶつぶつ考えながら、最近は朝走ってます。カラダの重みを支える土台が、まだユルユルしているので… 最近は、ガン寒なので、決心するまでが死にそうですが、今のところ、いいペース。久しぶりにバガボンドを読み直したら、前よりも武蔵が言ってることがちょっと分かるような気がして、調子に乗っている今日この頃でした。我が剣は天地とひとつ、なんちって。

2013/01/06

同期の乱れ

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2013年のレギュラーセッティング:赤揃えでございます。
Nord Electro2 73keys + SV-1 73Keys


年始、ちょっと落ち着いた時間を多めにとれたからかふと気づいたんですけど、社会に出て5年間で、相当体のことをほったらかしたなあとw なんか、デブったとかそういうことでもないんですけど、体のいろいろなパーツの同期が乱れて、バラバラになったっていう感じが正しいんですかね。これって、普通に暮らしている限りではあんまり気づかなくて、っていうかその「普通に暮らしている」の中身自体が社会人リズム的になってしまっていて、それに悪い意味で適応した最低限の体になってしまったっていうか。

イチバン気づくのはやっぱり、演奏するときで。音楽ってコンマ何秒でグルーブを操るようなものすごい運動神経が必要なもので、文化部だからって馬鹿にされやすいですけど、そういう意味ではめちゃんこフィジカルな行為なわけです。鍵盤の場合は、指先から、5つ×2個の指同士の同期に、手の甲から前腕、二の腕、肩甲骨を通って腰に落ちていく一連の筋肉と骨の流れと、ペダルをふむ右足から太ももを伝って臀部からあがってくる流れが腰で連結して、それがいすによって支えられているわけで。それがね、しなやかに同期してないと、バラバラになる。ほかの楽器が出しているリズムに、目押しでタイミング合わせてるだけみたいになって、ビートが出せない。

今度ライブがあるので、ひっさしぶりに基礎的な体の組み立ての練習からやってみたのですが、全然駄目です。あー、なんということでしょうかw こういう、逃げも隠れもできない練習をやってみると、本当に明らかになってしまうもので、自分でも無意識のうちにバンド練でうやむやにしてきたことも突きつけられる感じで、きついね。

指で弾くのではなくて、腹で弾く、っていうかもっというと、肝で弾くくらいの、体全体が一連のしなりの中で弾いているような、あーいう感覚をもっかい目覚めさせたいなあ。フィジカルにうまく行くのが、イチバン気持ちいいのは、幸いからだが知っているので、地道に、朝走って、ストレッチして、体幹鍛えて、ライブを迎えたいものです。ほかの音とグルーブさせる以前に、まず自分グルーブをもっと出すように、逃げずに地道に。

2013/01/04

今年のコンセプト

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こないだ買った多肉植物「ハオルシア ウンブラティコーラ」

毎年、「今年にやりたいこと」を1月のあまり日の経たないうちに考えるようにしてる。実現可能性は一旦無視して、「できるかできないか」よりも「本当にやりたい・やらねばと思っているか否か」だけを基準に。今年もその思案を昨日、静かな自室で濛々と考えてみたのだけど、いつもの年よりも”本当に今年、やりとげる気があるか”をシビアにしてリストアップしてみた感じ。

(こんなことを書くとさも几帳面で人生設計完璧くんに思われるかも知れないけど、むしろその逆で、いくらでも無為にだらだらと過ごしてしまうのが自分の元来の性分だと今までの人生でわかっているので、自分を律するために課しているというのが本当のところだってわけです。)


去年は、全力出力の年だった。社会人2年目くらいにある尊敬できる先達から請うた、


20代のうちはひたすらインプットでかまわない。
実績なんて焦らなくていい。
ただ自分が望むものをいかにたくさん経験できるかだけに注力して、
他者や世の中の評価は気にしないこと


という考え方が今の自分のベースにはあるのだけど、去年は「転職一年目」という止ん事無き事情があったので、あまり悠長なことも言ってられず、不本意ながらフルスイングし続けた。結果としては、まあまあ実績も残せただろうし、少なくとも今後数年にわたって所属するだろう組織や人脈の中でいかに自分が好きなことをこれからやっていけるかという観点において、いろいろとやりやすい耕しが出来たんじゃないかって。人は結局、人を結果で見る部分が大きいと思うし、あまり親しくなく距離がある人ほどそうだ。そして、本当に自分の殻の外側で事を成そうと思ったら、井の外に出ないとならないし、そのときこそ、そういった”今はあまり親しくない人”の懐に飛び込んでいかないとならないことだってある。そのときにいかに踏み込めるかということを考えての、アウトプット全開の去年。

だから、今年はもうちょっと、インプットベースに戻すのです。20代とか言ってもやべえあとちょっとしか残ってないじゃんということで。具体的には、身体と読書ですかね。特に身体情報をいかにインプットできるかは、なるべく五体がビビットな感覚を多く持てている時代にやっておきたいのです。去年秋にやったスカイダイビングのような、言葉を凌駕した情報を体でキャッチしたい、なるべく。その一方での、読書ね。エグくて重くて長くて後回しにしてきちゃった古典や名著に挑みたいです、いい加減。検索で何でも探せるとか言われがちな時代ですが、「その情報を運用できるか」「必要なときに発想の触媒にできるスピードがあるか」という意味では、やっぱり自分の脳みその引き出しにいれておかないと、だめだと思うのよ。右脳でキャッチして、左脳でどう解読できるか。そういう意味での身体と読書。

あとは、「うまくやること」。アウトプット全開っていうのと近いのですが、去年はあまり効率とか考えずに、やれることをすべてやっていたし、求められることほぼすべてにオーバーアチーブしていた。だので、今年はもっと、うまくやる。もちろん人様に不義理をしたり裏切りをすることはしません。ただ、自分がやりたいことをより純化させていくために、抜け道上等で、ある程度手段を選ばない感じで今年はいかせていただこうと思う。モノも、時間も、お金も、友情も、すべての資源をもっと大切にしたいと思うし、大切にしたいとより思うものに、心血を注ごうと思うのです。


大きく飛躍するために、太く深い根をはった、なかなか枯れないしぶとい多肉植物のような感じでいけたらなあなんて、こないだ買ったハオルシアウンブラティコーラを見ながらなんとなく考えてみたり。全然具体性ないじゃんって感じですが、それはここに書く事ぢゃないしね。


そんなんですが、今年もうちと交わってくれるすべての人に、何かしらの還元が出来ればと思いますので、なにとぞ仲良く、面白いことをご一緒できればと思いますので、よろしくお願いいたします。

2013/01/03

行きなやみたる山の坂道

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今年は初めて、増上寺とやらに行ってみた。すばらしい晴天と威風堂々の門構えで、正月感満点でなかなかよかったです。んで、おみくじを引いてみたので、戒めも込めて笑、ここに書いてみる。

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夕立の
雨やまなくに
日はくれて
行きなやみたる
山の坂道

小吉

あせればあせる程 苦しみ多く
騒げばさわぐ程損をする災い添う運です
けれど 何事も控え目にして心静かに
身を守り信心怠らなければ
却って後は大の幸福あり

願事
あせるな 人に任せれば吉

待人
道に妨あり来ず

失物
物の間にあり

旅行
急ぐな 利益なし

商売
大きな損はなし

学問
自己の甘さを捨て勉学せよ

相場
山気を起すな

争事
勝てど後に恨まれる

恋愛
自我を抑えること

転居
控えておくがよし

出産
身を大切に取扱え 安心してよし

病気
信心せよ

縁談
腹立ちて自ら破る恐あり人に任せよ

===

・・・

なんとも、パッシブな態度を強いられる内容でございますなw まあこういうのは、捉えようによるので、「あまり調子に乗らずに、思うように粛々と自らにとってよいと思うことをやりなさい」という風に捉えるようにします。

昨年末に引退表明をした松井秀喜選手が著書の「不動心」で記していたけど、『ケガをしてしまっても、それについて気に病むことはない。自分の努力でどうにかなる範疇を超えてしまっていることに気を病んでも仕方がない。大事なのは、今自分に出来ることに集中して、それに心血を注ぐこと』っていうような趣旨のことを書いていたことを思い出す。

考えてもどうにもならないことはしょうがない。出来ることに、ひたすらに。(ただ、”どうしようもない”という線をどこに引くのかにも、それなりの志が必要だとは思うけど。)

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