2013/10/29

当たり前の中に

Check    Clip to Evernote



いいともが来年3月に終了するらしい。

まあ、なんの身にもならない、中身のない番組だと思います。見終わった30分後には何やってたのかほとんど覚えてない。そこが、いいとものいいところで、それがまるで風景のように32年間続いていることが、芸事の世界においてどれだけ希有なことか。

よく揶揄で、「死んだ瞬間に突然惜しまれだす人」という言い方をするけど、いいともは、なんかちょっとそういうのと違う気がするんだよね。確かに最近はマンネリだとかつまんねーだといろいろ言われていたり、視聴率も実際下がってきていたりしたけど、それでもいいともは32年間ずっと、”今”にあり続けたんだと思う。古典芸能とトレンドの間にずっとあり続けたことは一重に、タモリの職人芸であり、評価されにくい引き算の存在感があるんでしょね。


たまたま樋口毅宏著の「タモリ論」を読み始めて3日目くらいのタイミングでの終了発表だったので、いろいろ考えるきっかけにはなったけど、タモさんがこれまで背負ってきた十字架を降ろして、元々のアングラのしょーもないふざけた芸風で、タモリ倶楽部とかあーいう番組でまたクスクスさせてくれることを期待しつつ。

本当にCXには大変な時代が、真に始まるんでしょうね。


タモリ論 (新潮新書)
樋口毅宏
読了日:10月27日
{book['rank']

2013/10/27

いじられる→いじる

Check    Clip to Evernote




earth music&ecologyのカメラアプリ「earth photo&diary」がなかなか良く出来ていて、密かに盛り上がってるみたいです。

em&eのテレビCMのごとく、撮った写真にロゴとコピーがのっかる、ただそれだけなんだけど、SNS×スマホ×スマホカメラが当たり前になった今は、こういうのがおもしろがってもらえるという、お手本のような事例。仕上がりが勝手にまるでem&eの広告風になって拡散していくのもよく出来てる(em&eの服はまあ、ほとんど着られてない訳だから、厳密にはem&eのTVCMの広告にしからないけど)。


よく「突っ込みどころ」「いじられやすさ」のある広告がいいって考えがちな風潮なんだけど、厳密に考えると、いじられているのは広告ではなくて、被写体なんですよねこの場合。つまり、コミュニケーション相手。広告はその手伝いをしている。いじる道具になっているわけ。いじられる広告ではなくて、いじる広告。

普通の人は別にことさら、企業とかその広告に対して、積極的に参加したり絡んだりしたくないですよ、めんどくさいし。何が面白いかって、自分の知り合いとのコミュニケーションが楽しいわけで。面白がらせられれば、こんな企業の広告に片棒担がせるようなw企画も、受け入れてもらえるんだというのも面白くて。そう考えると当たり前のコトなんだけど、ふと思い返させてくれた事例でした。


earth photo&diary


さて、今日、なに着て、生きていくかね。

2013/10/20

時間貧乏性

Check    Clip to Evernote


実家に帰ってぼーっとした週末でした。
実家って、急に帰っても、まあそんなやることないんですよね。
それがかえって、「なんにもしないをする」には最適で。
いい週末だったと思います。

自分はいままでいつだって、
やりたいより、やらなきゃ。
いきたいより、行かなきゃ。
したいより、しなきゃ。
会いたいより、会わなきゃ。
そんな感じでやってきたことが多くて。
さて、本当に何にも課さずにただ純粋に楽しいことをやろうと思うと、
案外、なにしたら楽しいのか分からないことがあったりして。

そういえば高校の部活も、
大学のバンドも、
会社入ってからも、
なんとなく自分のアイデンティティというか、”らしさ”が欲しくて、
欲しくてっていうか、なくなるのが怖くて、しがみついてきただけな気もする。
仕事とプライベートの境目をつけないとか、仕事が楽しいとかいうのも、
プライベートでやることに、「ためになる」とか「勉強になる」とか、
そういう見返りとか、意義みたいなものを求めすぎるが故の結果でしかなくて、
ただ単に、何かを楽しむ勇気というか、テキトーさがないだけなんじゃなかろうかと。
だからいちいち、ビジネス書みたいなもんばっか読んでしまうんじゃないかと。

自分は自分のことを、元来どーしよもない怠け者だと思っていて、
ほっとけば休みの日にずっと寝ていられる人であることは確かで、
そのいかん習性をなんとかせんがための、タスクみたいに時間が埋められていき、
映画も年間100本とか数字課したり、そんな感じになるわけです。


こうありたい、という自分が強すぎるんだろうね。
もうなんでもいいからとりあえず、楽しくて気持ちいいことを、
周りがなんと言おうとどう思おうと、やればいいのだ、もっと。
好きなことをもっと、やらねば。


なんてね、結局、やらねば思考。



犬とごろごろしているとそういうギシギシした考えが解かれていくので、
そういう意味でも、たまに実家に帰るのは、必要なのかも知れないと、
ふとおもった週末でした。

2013/10/07

今月の”食べた!” ~2013.7~9月~

Check    Clip to Evernote

先月までの【食べた!】レビューは以下↓↓

今月の”食べた!” ~2012.1月~
今月の”食べた!” ~2012.2月~
今月の”食べた!” ~2012.3月~
今月の”食べた!” ~2012.4月~
今月の”食べた!” ~2012.5月~
今月の”食べた!” ~2012.6月~
今月の”食べた!” ~2012.7月~
今月の”食べた!” ~2012.8月~
今月の”食べた!” ~2012.9月~
今月の”食べた!” ~2012.10月~
今月の”食べた!” ~2012.11月~
今月の”食べた!” ~2012のまとめ~

今月の”食べた!” ~2013.1/2月~
今月の”食べた!” ~2013.3/4月~
今月の”食べた!” ~2013.5/6月~

===

グルメログ、4半期分更新が滞ってしまいました。マクドと丸亀正麺でほぼ生きていた7月、旅行のために節約しまくった8月、出張が何本か入ってそれなりに現地で楽しんだ9月、みたいなライフログに、そのまんま記録が再現されているのが自分でも面白いリストです。

====
7月
・表参道【パンとエスプレッソと】パン・朝ごはん ☆4
・目白【志むら】和菓子・かき氷  ☆4
 
8月
・中目黒【しゃぶや久吉】豚しゃぶ  ☆2
・中目黒【土山人】そば  ☆4
・中目黒【タバーン】アメリカン・肉料理  ☆4

9月
・名古屋【世界のやまちゃん】手羽先・居酒屋  ☆3
・名古屋【味仙】台湾ラーメン  ☆3
・築地【すし大】寿司  ☆3
・新橋【俺のイタリアンジャズ】イタリアン  ☆4
・新橋【鳥よし】焼き鳥  ☆4
・京都五条【江戸正】うなぎ  ☆5
・京都祇園【いっしん】肉料理  ☆5
・谷中【和味】焼き鳥・居酒屋  ☆4
・山梨市【炙りや歩成】居酒屋  ☆3
・銀座【うち山】懐石・鯛茶漬け  ☆4

====

☆☆☆7~9月のベスト☆☆☆




前職同期との京都旅行で完全に調子にのって入ったお店。
すべての品を肉料理で攻めてくるという衝撃のコンセプトで、
完全に未知なる味わいの3時間でした。
写真は肉そうめん。なんだそれっていう字面の言葉w
正直、もう食えないってくらい出てきて、
後半しんどかったけどw 至福でした。

===


京都旅行とかいって結局、ほとんど食ってばっかりだった疑惑は全くもって否めませんが、楽しかったからよしとしましょう。その時いった江戸正の坂東太郎も無茶無茶旨かったし。あと印象に残っているのは名古屋出張のときに食わしてもらった味仙の台湾ラーメンとか、とある御仁との席で使ったうち山の鯛茶漬けなんかが思い出深し。

あとここには載せてないけど、トルコ旅行でもたらふくおいしいものを食ったせいで、太りました、ええ。なので今年の残りは外食減らしますw このポストも楽しくない感じになるにちがいない。ええ。おいしいものは怖いね。節制を大切にw 年末ごろにまた更新します。


いっしんの板さんとお店の前で。また行きます。

2013/10/06

子役は何を演じているのか?

Check    Clip to Evernote



天才子役という存在が、どうも苦手である。
一言でいうと、あんなに不自然でまがまがしいもんはないと思うわけです。

いや、芦田愛菜ちゃんには何の罪もないですよ。一生懸命頑張る、大人をして頭の下がる小学生だと思う。けどけど、子供を表現するうえで、天才性はいらないよね。そんなの子供ではないし、子供に天才性を強いなければ子供の子供らしさを表現できないのは、それは演出する側の限界であるよと。まあ、だったらどうすればいいのかは、ドキュメンタリーでもない限りは解決しないお話なのかもとも思ったりしていましたが。


「そして父になる」を観て、やってのけられたなと思ったのも、ついこないだの初体験だけど。奔放で予測不能、大人の想定を上回って動く子供の子供らしさがそこにはあって、大人がそれに面食らう困惑の一瞬がまた、本物で。素晴らしかったわけです。是枝裕和監督。この人は子供に本を渡さないし読ませない。その場で、だれがどうきて、どう動いたらオッケーなのかを全部、口で伝える。とっても不確かでリキッドな、指示というより「お願い」を託す。そんなやり方が、あの画を生み出すわけで。再現性を排し、ドキュメンタリーのようなやり方で子供を撮る。


チャンスオペレーションというプランニング技法がありまして。中身についてはコントロールしいらずに、そこに残す”どうなるかワカラナイ余白”の幅とあり方とその周りを企画するやり方。リスキーだからこそ、そのワカラナイの中でアクトしてくれる人や事象にある程度、信頼がないとできない。自由とありのままに任せる、というと簡単でだれにでもできそうだけど、是枝さんのチャンスオペレーションに、感服した映画でした。この人は、子供のもつ子供らしさを信じている人だなあと。それが一番、なんだか見ていてうれしかった作品でした。


裏返すと、天才子役に天才子役をやらせてしまう大人の、
子供性を信じてあげられてない画が、苦手なんだなともどってきた、
そんなメモでした。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Mobile Edition
By Blogger Touch