2012/07/22

人生に泣いてもらえるものを

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土曜日なのに8時におきて9時には代官山TSUTAYAでインプットするというリア充ごっこをした今日。OL雑誌からヘルタースケルターからホイチョイ新刊からごちゃまぜに読んで、SWITCHも読んで。細田守監督インタビューから。



観てくださった方が「泣けました」といってくれる場所が、
それぞれ全然違うんです。
多分、この映画は、一切泣かそうと思ってつくってないからなんです。
映画が泣かせてるんじゃなくて、
観た人が、自分の人生に泣いてるんです。



素晴らしいよなあ。「慮る」こと。そしてその上で、動かすこと。なかなか言えないし、気づけない。まだ「おおかみこども〜」観れてないのに能書きで唸ってはいけないと思いつつも、あまりに目鱗だったので。この考え方は大事にもっていきたい。

こういうこと、言えるようなクリエイションをいつかしたいです。本当にがんばろうと、穏やかにまっすぐ思いました。

2012/07/07

ちゃんと会って、話をして、気づく事

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うちの先輩社員が教諭と昔のバンド仲間っていうことらしく、今日は仙台一高の学生さんたちの社会科見学のお相手をしました。講義のテーマは「流行はどうやって出来るのか?」

細かい話の内容はどーでもいいんだけど、みんなすっごくしっかりしてて驚いたよ。しっかりしているっていうか、自我がある。「うちの学校は割と、個性をお互い尊重しあう感じはあるかもです」って言ってたけど、それはそれとしても、こっちがいろいろ勉強になりました。

「疲れるし、陰湿でいや」っていう理由でアンチmixi派が5人中5人だったこと。
スマホはまったくまだ普及していなかったこと。
今一番旬なイケメンは三浦翔平くんらしいってこと。
どの世代でもガッキーと綾瀬はるかの敵つくらない感はずば抜けているってこと。
おとなしいとか覇気がないとか言われがちだけど、まったくそんなことなかったってこと。


会うことですよ、まずは何より。
会いもしないで、若い人のことをこき下ろしている大人が多すぎる。
(もちろん、会った上で憂いている人もたくさんいるし、僕もそう思うこともある)

これはまあ、逆もそうでさ、
若い人もおっさんとちゃんと対峙せずに、こき下ろしちゃいかんわけで。
本当に夢を実現する人はみんな、おっさん転がしの達人だったりします笑


それでいうと、今日会った彼女たちはとても、大人でした。
若さはそれだけで価値があるよね。
あんな話で役に立ったのか分かりませんけど、なんか、ポジティブを起こして欲しいね。

2012/07/06

ファクトとジャンプ その1

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今日の徒然はもしかしたら同業の人しか分かんない内容かもです笑


最近、仕事をしていて思うのですが、つまるところこの、コミュニケーションを構築することっていうのは、ファクトとジャンプを追求することだけかもねっていう整理。



ファクトっていうのは、実のところ、どうなのよ?っていうことで。

「実は、女子高生はアルバイトを、時給よりも制服のかわいさで選んでいる」
「実は、カメラ初心者は一眼レフを、スペックではなく”プロっぽい雰囲気かもしてるか”で選んでいる」
「実は、テレビは一人暮らしの人にとって、番組の内容よりも存在そのものが安堵を与えている」

とかとか、今までいろいろな、「実は人って〜」らしきものを掘り当ててきたと思います。
これって、多くの場合、その本人に聞いてもそのようには応えてくれなくて。
なぜかというと、自分でもうまく言えない、把握できていないから。




「先生、頭がめちゃくちゃ痛いんです」

って言って医者に来た患者を、

『あ、頭いたいなら、鎮痛剤出しときますね』

で終わってしまうのか、

『よくよくいろいろ調べてみたら、原因が虫歯だと分かったので、歯の治療をします』


まで行けるのか。それが、ファクトの追求だと思っている訳です。




なんでコミュニケーションがうまくいっていないのかは、
クライアントは、実は正確には分かっていなかったりする。
それを、しっかり診察できるのか。
なんで、この商品を何となく買う気にならないのか、
買ってほしいその相手は、そこまで深く考えてなんかくれなかったりする。
それを、しっかり観察できるのか。
その精度を追求していくことこそ、ファクトの追求。




スマホとクラウドに始まって、世の中どんどん、総オンライン化・総インターフェース化していくと思うのは、チームラボの猪子さんが言う未来予測で、それは僕も避けられないのかなあと思います。それが果たして本当に人間の想像力をかき立てるものなのか、置き換わって失わせるものなのかはまだ分かりませんけど、少なくとも「行動のファクト」はどんどん取れるようになってきている、その人が望もうが望まざるがを関係なく。ビッグデータってやたら言われているのは、今までの本人に答えさせるようなアンケート結果がいかに不確かで、行動観察×統計学のビッグデータがいかに確からしいかが、注目されているから。

でも、これは僕がnoproblemの広告学校に2期生として通っていたときに、ゲスト講師で来ていただいた元W+K、現ネイキッドの吉田透さんの受け売りだけど、「慮る」ことが出来るかが、結局、ファクトを追求するつまるところだと最近は腑に落ちてます。行動のファクトが信じられない精度で取れるようになってきて、今まで大御所マーケターやクリエーターが、えいっ!って何となくそれっぽい深層心理っぽいことを言い切って突っ走るような、そういう怪しげな仕事は、事実だんだん通用しなくなって来ていると感じてる。でも最後はやっぱり、その行動のファクトから何を「慮れるか」っていうのは変わらないのでしょうね。というか、慮れていないと、どんなにファクトが確からしくても、ジャンプが怪しくなっちゃうのだと思う。慮れていない人には、相手にとって望ましい未来を共有してあげられないから。


慮ることは、つまるところ想像力だったりするのでしょうね。
自分ではない誰かが、何を考えて何を望んでいるのかを、想像する。
想像するときの大いなるヒントとしての、ファクト。それの追求。


これまでの時代では考えられなかった行動のファクトの精度が分かり始めているので、
若干、勝手に一人でワクワクしているわけなのですが、
慮りの気持ちを忘れずに、企画考えていけたらね、っていうメモでした。


ジャンプの話が書けなかったので、また今度書きます。


2012/07/03

今月の”食べた!” ~2012.6月~

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先月までの【食べた!】レビューは以下↓↓
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なんだか先月は会社の人との会がほとんどでした。地名を並べてみるといかにもって感じで我ながら笑ってしまうけどw でもそういう場だと、自分では絶対に行かないところに行けるいい機会を創ってくれるわけで、そういう意味ではあんまり考えずに誘いには乗っかってみるのが吉なのかもねん。

そんな先月、食べたものー!

~~~~


・新橋【地鶏屋】焼き鳥  ☆3
・新橋【パスタバール タスパ】イタリアンバル  ☆2
・新橋【芋蔵】居酒屋・熊本料理 ☆3
・目黒【キャスクルート】カジュアルフレンチ ☆4
・表参道【うかい亭】鉄板焼き  ☆5
・麻布十番【紫玉蘭】中華料理  ☆4
・麻布十番【Prego】レストランバー  ☆4
・新橋【広島つけ麺ぶちうま】 広島風つけ麺  ☆3


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☆☆☆今月のベスト☆☆☆



【うかい亭 表参道】
表参道のは今回初でした。ゼータクランチでした。
(夜はちょっと難しいね…w)
魚介前菜・スープ・魚介鉄板・肉・ガーリックライスと
デザートてんこもりで、腹一杯になりました。
さすがの満足クオリティ。
昼なら行けなくないから、
たまに自分ご褒美でいくのもいいかもです。
いや、ほんとーに、たまにねw

~~~

まあでもさ、元も子もないこと言っちゃいますけど、どんなお安い居酒屋でもメンツが良ければ全然楽しいのよね。こないだ、奥沢でセッションやった後にメンバーでさんざん話したんだけど、バーミヤンで思いっきり飲むとすげー楽しいぞというネタ。うちはその会には行けなかったんだけど、奥沢ってバーミヤンくらいしかまともな飯屋がない訳です。探せば、小さなおしゃれ小料理屋みたいなところはたくさんあるのかも知れませんが、バンド野郎がガヤガヤ入れる感じのとこはないのです。で、その会で、初の試みとしてバーミヤンで豪遊としうのをやってみたらしいんですね。結果、大満足で一人2000円だったそうで。まあそれはそれで、楽しいんだよね。

そう考えると、おいしさとお金の関係って、とってもとっても不思議な気が、今更ながらするし、だからこそ、食事に価値観ってものすごく投影されるのだよね。なんつか、生き様が出るというか、歴史が見えるというか。だから、現実的なラインは保ちつつも、好きなものを節度を持って食べていけばいいんじゃないかなという、丸投げなまとめでした笑

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