バイタル映し鏡

ここんとこ図らずも、デジタル散在週間にはまってしまっております。というのも身の回りの機器たちが一斉にご臨終に至り、生活がどうにもこうにも多機能不全状態で、一個一個買っていくしかねえなあと、あるかどうかも怪しい「ボーナス一括払い」というやり口で買っていっているわけです。

まずは、iPod。先代はかなり長い間活躍し、先日、突如フリーズしたまま帰らぬ人になったのですが、やっぱり自分は要領重視なので、がっつり160Gを。大量に音楽データがあって、思いついたときに思いついたものをすぐ聴けないとインスピレーションを逃してしまうようで嫌なので、すべてのデータをこいつで持ち歩きます。


とかいいながら、よく考えてみると、いつでもどこでも何をしながらでも音楽を聴ける人っていると思うのですが、自分はだめなんですよね。資料作るときも本読むときも買い物しているときも、音楽を止めてしまう自分。なんかね、神経がそちらに何割か持っていかれている状態が、解せないんでしょうね無意識に。聞き流すことができないというか、聞き流せるくらいなら聞かない、みたいな。あと気持ちが落ちているときも、あんまり音楽聞けないんですよね、音楽聞いて元気出すみたいな人もいるっていうのに。

社会人になってからしばらくの間は特に気に留めずに音楽を流すことが割とできていたと思うのですが、最近、またできなくなってしまっているわけで。「このフレーズはやばい」「この構成展開は使える」「今の転調すごい」とかとか、気になって気になってしょうがない笑　まあ、熱意を持って向き合える対象があるということはそれだけでかけがえのないことだと思うので、自分は自分がとてもうれしいわけです。

というわけで、攻めの買い物。復興していきます徐々に。耳と体感と慣性モーメントを。