2011/05/31

今月の”読んだ!” ~2011.5月~

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 5月に読んだ本たち。何冊も併読しているので実感としてもっと読んでいる感じがするのですが、読み終わったのは4冊。まあ少ないですね。仕事している時間のほとんどをPC上の活字に持っていかれているのは非常にもったいないことだと自分でも強く思うので、そういうくだらん時間(笑)をなるべく圧縮して、創意創作の時間と、そのためのインプットの時間を大きく確保できるようなライフスタイル模索が、6月のひとつのテーマかも知れんですね。


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bittersさんの本棚
2011年05月
アイテム数:4
Twitterでビジネスを加速する方法
樺沢 紫苑
読了日:05月10日
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ソーシャル・ネット経済圏
日経ビジネス,日経デジタルマーケティング
読了日:05月13日
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「裸のサル」の幸福論 (新潮新書)
デズモンド・モリス
読了日:05月31日
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 流行もののスタディのための3冊と、流行を超越した内容の1冊。特にデズモンド・モリス著【「裸のサル」の幸福論】はなかなか興味深い内容でした。デズモンド・モリスを知ったのは、noproblem school でお世話になってコピーライターの小霜和也氏がきっかけ。「ターゲットのインサイトをどうのこうの論じる身であるのならば、アンケートとかトレンド以前に、人間の普遍的な感情・衝動・本能に対しても理解を深めるべきでは?」という示唆の文脈で紹介されたわけです(そのとき紹介されたのは同氏著【裸のサル】)。その指摘は個人的にはとても納得感のある重厚な指摘に思えて、それ以来、動物行動学・文化人類学やそこから派生した身体性について、強化トピックとしてアンテナを張ってはいたんですが、肝心の紹介された本をイマサラ読んだというわけです。

 内容については是非本著を参照されたほうがいいと思いますが、「普遍的に気持ちいいこと」をしっかり視野に捉える習慣を持ちながらコミュニケーションプランニングしていきたいと改めて思った。それと同時に、この類の本で学問していくのも大事だけど、元々この手の学問は学際分野であることが多く、確たる結論が出ていなかったり、学説が確立されていなかったりすることもあるので、「自分の体感を呼び覚ます経験を、積極的に日常生活でする」ということを意識しようと思うわけです。伊藤直樹さんにも言われたことだけど、「自分の体感に基づく、気持ちいいこと・幸せなこと」をちゃんと自分の身体で体験する経験をする。そしてそれをいろいろな切り口で豊かにすること。それが、人を気持ちよくさせる企画を作る最良の糧になるのかなあなんて思いましたとさ。

 本のレビューの記事でいうのもなんですが、「本ばっか読んでないで、身体が喜ぶことしようぜ」ということ。あ、でもまあ「読書」という行為にも列記とした身体性はあると思いますので、それはおいおい書きます。自分の場合は、バンドと、自転車と、水泳が大きいかしらね。ま、あと読書も。


 6月は、もっと本を読もう。長雨を窓から見ながら本を読みたい、そんな季節です。

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