感情の原体験

ある人を楽しませたり面白がらせたり感動させたり、なんらか気持ちを動かしたい！と思ったとき、最近自分が考えるようにしているのは、「その人の子ども時代」です。もっと言っちゃうと、「その人が子どもの頃、何を面白いと思っていたか」。これマイブームなやり方。

小さいときに流行っていた遊び、ヒーロー、ＴＶ番組、ゲーム、芸能人、アイドルなどなど。そしてそれらかたくさんたくさん浴びた、「かっこいい」「かわいい」「感動する」「悲しい」の感情・・・　それって、おそらく一生なんらかの形で背負い続けるもので、拭えないんだと思うのです。だってその感情自体の芽生えを、もしかしたらそのコンテンツが担っていたかも知れないわけだから。

その人個別の事情が分からないにしても、マスレベルで何が面白いとされていた時代だったのか。ちょっと考えるだけで全然気が楽になる。面白さって伝染するから、その時代に爆発的に面白がられていたものってある程度、広くあまねく当てはまるし、今の大人たちが子どもだったころはまだまだ、ＴＶが最強コンテンツだったころだし。

マスメディアが衰えて～とか盛んに言われる昨今だけど、今流行っているコンテンツだって、面白さのエッセンスやプロット、ストーリーはＴＶであることも多いわけで。

あくまで参考として、かなり参考になると思う今日この頃。


ちなみに自分の場合は・・・

地球戦隊ファイブマン

ウッチャンナンチャンのやるならやらねば　【マモーミモー】

とんねるずの生ダラ　【ナマダラカート】

懐かしくて涙が出るね・・・　見せられるとちゃんと覚えてるし。そして歳がばれますねｗ　当然、他にも自覚しきれないくらいの原体験があるのだけど、こうして人に紹介したくなるものって、やっぱりマスコンテンツ。共有しているだろうという安心感とトピックの強さは間違いなくあるんだよね。こうしてみてみると、今でもなんか引き摺ってんだと思う。人にはストーリーがあるんだわね。大事な視点、忘れずに。